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令和最新版【査定検査ガイド】⑲ネット活用術

 査定現場で初見のモデルに遭遇した際、思わぬ場面で困ることはありませんか?そのような場面で役立つのがインターネット。既に活用されている方も多いかと思いますが、私が現場で活用している方法を、この場をお借りしてご紹介させていただきます。

●SNS活況の時代、活かさない手はない
 今はSNSを活用するだけでなく、複数のSNSやアカウントを駆使して個人が情報を発信する時代です。さらにDIYブームも重なり、車の整備や修理に関する情報もネットに溢れています。
 とは言え、その中から必要な情報を見つけ出すのも、そう容易ではありません。
 
●初級編・OBD2端子の位置がわからない?!
 故障診断機を使用する際、多くの国産車はダッシュボードの運転席側下部に接続端子を設置しているので、困ることはありません。
 しかし、輸入車の場合には、そこにあるべきものが見当たらず、探すのに一苦労・・・そんな経験ありませんか?
 警告灯点灯の原因を究明する為にも、診断情報は欲しいところ。
  そこで利用するのがネット検索サイト。モデル名と『OBD2』といったワードを入力、検索後に『画像表示』に切り替えます(画像①)。
 画像表示に切り替えることで、目の前にある査定車両と同じモデルを探すのがぐっと楽になります。

●中級編・カラーコードの表記位置がわからない?!
 この場合、弊社のホームページやYOUTUBE公式チャンネルへアクセスしていただくのがベストです!。
 しかし、残念ながら全メーカー・全モデルを網羅しきれていないので、必ずしもヒットするとはかぎりません。
 初見のモデルでカラーコードの表記位置がわからない場合には、これまたネット検索を活用します。
 ここで大事なのは『タッチペン』というワードを入れること。
 モデル名とカラーコード候補を入れた検索結果よりも、タッチペンというワードを入れることで、補修用品メーカーからの情報もヒットしやすくなります。

●上級編・骨格部位の構造がわからない?!
 フロントエリアの骨格部位をチェックしている際『ラジエータコアサポートおよびその周辺の構造』に悩むケースがあります。
 ラジエータコアサポートは、エンジンカバーや周辺パーツによって死角が生じやすく、全体像がいまいち掴みにくい部位です。
 『ラジエータコアサポートは、ボディとボルト留めか?それとも溶接留めか?』
 『フロントクロスメンバーか?それとも形状的にロアコアサポート(非骨格部位扱い)か?』
 修復歴判定において、フロントクロスメンバー扱いとロアコアサポート扱いとでは、真逆の判定結果になってしまいます。
 そこで構造をしっかりと確認する方法としておすすめなのが『オークションサイト』の活用です。
 今では個人だけでなく、専門業者からの出品も多いのですが、ここで『モデル名 系統 コアサポート』とワード検索することで、多くの該当パーツがヒットします。
 画像④⑤は、弊社の研修教材用として落札したラジエータコアサポートですが、正面画像以外にも、様々なアングルからの画像が掲載されていました。
 こうした画像を確認することで、『どこで』『何が』『どのような接合方法で』といったモヤモヤを解消することができるのです。ぜひ参考にしてみてください。
 
 

 

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