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【JUテントリ活用店レポート】 ガレージⅯ(山形県酒田市)

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  • レッカー・ロードサービス事業にも注力し地域・社会貢献 レッカー・ロードサービス事業にも注力し地域・社会貢献

特色ある車を狙いニッチ戦略で販売に繋げる 【サブタイトル】 便利だからこそ「初心忘るべからず」を大切に

 ユーザーから圧倒的とも言える高評価を獲得しているガレージM(山形県酒田市、森屋秀樹社長)。グーネットのユーザーレビューは「クルマを買うのはガレージMしかない」「ガレージM以外では車を買わない」といったコメントが溢れ、森屋社長やスタッフに対するユーザーの感謝の声が寄せられている。
 創業22年目を迎えた同社は県内に2店舗を構え、新車・中古車販売はもとより買取・車検整備、ローダウンやリフトアップといったカスタムも手掛け、多岐にわたるサービスを提供し、地元のユーザーニーズに応える存在となっている。
 また、レッカー対応車両16台を保有し、24時間レッカー・ロードサービス事業も展開しており、地域社会において欠かせない存在として活躍している。

■「JUテントリ」のメリットは効率化
 森屋社長は「JUテントリ」を利用し始めたきっかけは、青年部仲間の評判を聞いたからと話す。
 実際に「JUテントリ」を利用してみてメリットを多く感じたという。同社はオークションに出品する際は売るつもりで出品車を仕上げ、ひと手間を掛けてでもバイヤーの目を引き競られるようにと努めているが、必ずしも希望価格に達するとは限らない。こうした場合、時間と手間を要するが、「JUテントリ」を利用することで展示車や在庫をその場で売るメリットを実感できるという。
 「JUテントリはJU加盟店が利用する業販。仕上げていない車でも自動車販売店は仕上げが必要かどうかの判断をしてもらえる。仕上げをしないで販売する場合、手間も省け効率的に商売ができるのはメリット。また、「JUテントリ」で売れる価格はオークションより高く売れるイメージがある」(森屋社長)。

■「JUテントリ」はニッチな車の相性が良い
 森屋社長は「自社商売は小売りがメインであり、仕入れも小売り向けだが、仕入れ車の2割から3割はJUテントリでの販売を意識している。JUテントリで早く売れるのは流通量の少ない車」という。
 車種やグレード、装備など特色のある車に焦点を当て、人が目を付けない隙間の車を狙いニッチな需要に応える戦略を取っている。森屋社長は小売りやオークションの状況を見ながら、仕入れやすい、価格が安い、ではなく、実際に売れる車を仕入れることに力を注いでいる。
 「流通量が多い、いわゆるどこにでもある車はどこででも買える。仕入れ価格が高いか安いかは問題ではない。高額な車を仕入れても怖くない。距離が少ない車、あえて不人気色の車などそれぞれが特長にもなり、メリットになる。仕入れはユーザーを想定しながら探している。オークションも開催によって雰囲気や相場も異なる。その意味でも車をしっかり見るという基本は大事にしている。現車を見ないと車はわからない。しっかり下見をすることで値付けもできる。相場だからではなく、値付けの理由が明確になる。小さなほころびからダメになるケースを見てきた。『初心忘るべからず』。これを大切に、大事にして商売に向き合っている」(森屋社長)。

■写真と車両状態を詳細に伝え安心感を提供
 森屋社長は「JUテントリの販売先は県外が多い。輸入車や高額車は関東が多い。JUテントリは購入先がわからないが、雰囲気やわかる範囲で気には掛けている」という。
 同社のJUテントリ掲載台数は、1カ月で10台前後。掲載時の車両状態票は、オークション仕入の車であれば、オークションのものを使用するという。「JUテントリ」掲載車は小売りと同様に細かく確認し、状態票と異なる点があれば追記している。また、下取車の場合、車両状態票は自社で作成、査定をしているが、当然車両状態に見合った評価をしている。
 森屋社長は「セールスポイントはグーやカーセンサーに掲載する小売り向けと同様にJUテントリにも記載している。それは写真枚数も同じ。高額車も安心してもらえるように記録簿一枚一枚やダイヤルステッカーも掲載している。特に輸入車などの高額車は意識して取り組み、より多くの情報を提供している」と話す。
 営業の浅野さんも「写真は最大枚数を掲載するよう努めている。グーネットと連動し車両情報を送れる点でもJUテントリは利用しやすい。JUテントリは県外からの問い合わせも多く、写真と車両状態を詳細に伝えることで遠方のユーザーにも安心感を提供できることからも情報量にはこだわっている」と話す。

 森屋社長は「初心忘るべからず」を大切にし、商売に真摯に向き合っている。小売りでもJUテントリでも現車をしっかりと見て値付けする姿勢や、細かな情報提供を通じて信頼を築き、安心と信頼の向上に向けた努力を惜しまない姿勢がユーザーと販売店から評価されている。

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