【九州ブロック長に就任した】
　この３年間、コロナで活動自粛を余儀なくされてきたが、今年は改選期にあたり、九州ブロックでも２商組で会長・理事長が交代した。各商組とも若返りも進んでいる。昨年からの九州地区の市場環境は大変厳しいものがあるが、今年５月には新型コロナが５類へ移行
するなど、経済活動が本格化することも想定され、中古車流通市場にも好影響が期待できそうだ。

【ブロックの更なる組織強化にも期待がかかる】
　「九州は一つ」という合言葉も多く聞かれる中で、ブロックが一丸となった取り組みも不可欠。昨年10月開催の青年部によるソフトボール大会は沖縄県で開催し、３年ぶりに一堂に会すことができた。青年部の更なる活躍にも期待したい。「ＪＵ適正販売店」や「中古自動車販売士」といった制度の活用や各種施策の積極展開とともに、１０月から始まる総額表示義務化への対応にも、ブロック一丸となって取り組む。

【こうした連携はＡＡ事業においても加速しますか】
　今年度には「九連協合同ＡＡ」のサテライト開催を計画している。ＪＵ福岡をホストにしながら、九州地区７県をサテライト接続し、各県の流通事業活性化に生かしていきたい。会員の輸送コスト軽減や各県ＪＵ会員からの外部応札の活性化、流通事業のデジタル化の一環として、ＪＵコーポレーションが提供する「ＪＵ共有セリ機」の利点を生かしながら、こうしたブロック商組間の連携にも積極的に取り組んでいきたいと考えている。