ＪＵ中国四国連絡協議会（安部英雄会長、ＪＵ中四国）は２月８日、広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で「令和４年度第２回金融・小売振興委員会合同会議」を開催した。文字通り、ＪＵ中四国の金融委員会（小松豪委員長）と小売振興委員会（岡隆夫委員長）の２委員会を合同開催したもので、両委員会が展開する春キャンペーンの施策やブロック独自企画などを議論した。

　冒頭のあいさつで安部会長は「前年から続くコロナ禍やロシア情勢など、まだまだ不透明な社会情勢の中、年明けも懸念材料が多い。こうした厳しい市場環境下で、昨秋の『ＪＵクレジットオータムキャンペーン』では全商組が目標達成したほか、前年対比でも伸長することができた。全国では、今年度のクレジット取扱高が過去最高の２８９８億円を超える勢いを見せていますが、この年度末に失速しないよう、新記録を達成できるような施策を考える会議にしてください。厳しい市場環境ではありますが、一つ一つ実行に移し、数字に表れるような取り組みを推進していきましょう」と力を込めた。

　小売振興委員会では、車両状態表示推進や中古車保証制度、小売りキャンペーン、支払総額義務化への対応などが議題に上がった。

　金融委員会では、主に３、４月の２カ月間展開する「ＪＵクレジットスプリングキャンペーン」の施策説明や各県の取り組みなどを共有した。ＪＵ中四国では、オータムキャンペーンで24連覇を達成、今回のキャンペーンは25連覇がかかっている。会議終了後には、決起大会を開催し、目標達成を誓い合った。