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【JUテントリ活用店レポート】末松自動車(岐阜県大垣市)

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  • 末松社長 末松社長
  • 敷地内にある整備工場 敷地内にある整備工場
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JUテントリの活用で 販売チャンスが増加

 1964年(昭和39年)に創業した末松自動車(岐阜県大垣市、末松日出喜社長)は、今年で創業57年を 迎えた。同社が位置する大垣市は、岐阜県2番目の都市で、人口は約16万人。地下水が豊富なことから「水の都」としても有名である。同社は、新車・中古車販売、鈑金、整備、保険など幅広く手掛けている。地元に根を張った堅実な経営が、地域住民から厚い信頼を得ており、現在では、日常生活において欠かせない「自動車屋さん」として、確固たる地位を築いている。市街地の中心に店舗を構え、名神高速道路大垣インターチェンジから約15分の好立地。「JUテントリ」は約4年前にスタートした。インターネットを使用した車両の売買が広がりをみせているなか、効果的に「JUテントリ」活用している同社に運用方法を聞いた。(福井伸幸) 

■JUテントリのメリットは「簡単」で「安心」
 「JUテントリ」は組合の会議で紹介されたのをきっかけにスタート。当時はインターネットを使用した業販は現在ほど普及しておらず、半信半疑であったが、実際使ってみると、様々なメリットがあることに気が付いた。1つは「掲載に手間がからない」こと。オートオークション(AA)で流札した車両を掲載する場合、写真と検査を含めた全ての出品データを流用することができるため、早ければ1台数分で掲載が完了する。2つめは「信頼性が高い」こと。流札車両を掲載する場合、自主検査ではなくAA会場での検査データを使用できる。第3者による検査のため、自主検査以上に信頼性が高く、取引後のトラブルもない。

■業販用の展示場として時間にとらわれず稼働
 販売、整備などのほか、組合活動など多岐に渡る業務を行っているため、販売だけに特化するのは難しい。しかし、「JUテントリ」はインターネットを使用しているため、24時間365日、時間や場所にとらわれず販売が可能である。外出時、夜間の閉店時、店舗休業日など店舗にいなくても業販用の展示場として稼働している。

■JUテントリとJU適正販売店の相性は良い
 同社はJU岐阜西濃支部に所属、末松社長は西ブロック副ブロック長および地区長に就いている。「JU適正販売店」を取得したきっかけは、組合員への率先垂範であった。「JUテントリとJU適正販売店の相性は良い」(末松社長)と話すように、インターネットを使用した「JUテントリ」で取引を行う場合、「JUテントリ」の信頼性の高さが、相手の顔が見えないインターネットでの取引で最大限発揮される。 

■JUテントリは販売チャンスを逃さない
 販売だけでなく、仕入の手段の1つとして「JUテントリ」を使用している。AAと比較して、仕入金額が明確になっていて、必ず購入できることが、AAでの仕入れとの差別化になっている。AAの方が安価に仕入れることが可能かもしれないが、逆に予算を超えての仕入れになる場合もある。特に顧客との商談時であれば、スピードが重要になってくる。「JUテントリ」の方が、必ず希望車両を購入することができ、仕入金額が明確であるため使い勝手が非常に良い。ただし、掲載車両の状態には注意している。AAと違い下見をすることができないので、車両の状態が届いてみて想像と違う場合もある。そのギャップをできる限り小さくするため、掲載写真で詳細な車両情報やJU適正販売店の取得状況など販売店の情報を気にかけている。インターネットが当たり前の時代だからこそ、売買双方において「信頼性」が重要になっている。 

■業販を強くすることで経営の安定化に
 少子高齢化や車の所有から使用への変化、また直近では、新型コロナウイルス感染拡大による生産の遅れから新車納期が長くなるなど、小売販売に対する向かい風が強くなってきている。今後も地域密着の経営に変わりはないが、「JUテントリ」を活用して販売の柱を太くしていく必要がある。コロナ禍以前は年2回開催するJU岐阜主催の「中古車ジャンボフェア」に参加して新規客を獲得していたが、それができなくなっている。また、大手販売店の県内進出の影響もある。そのような現状を見据え、「JUテントリ」で業販を強くし、経営をより安定化させていきたい。

【店舗情報】
社名=末松自動車
所在地=岐阜県大垣市西外側町2-33
電話=05684-78-5225

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