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あいおいニッセイ同和損害調査は10月18日、あいおいニッセイ同和自動車研究所・東富士センター(静岡県裾野市)で「第2回全国技能コンテスト決勝大会」を開催した。
同大会は、同社アジャスターが日頃の業務で培った自動車保険事故損害調査の各種技術を広く披露するとともに、同社全体のスキルおよび存在感向上を図るため、前身であるあいおい損害調査時代の2006年より2年に1回実施されているもの。
全国13拠点の技術調査部で実施された予選を勝ち残り、決勝に進出した各1名、総勢13名のアジャスターが、1.お客様への説明責任、2.損傷診断と修理計画の策定、3.整合性判断と証拠保全、4.料金算定、5.画像撮影による証拠保全、の5種目を、個人および技術調査部ごとの団体戦形式で競い合った。
大会では難易度の高い各競技において、いずれも劣らぬハイレベルな争いが繰り広げられ、団体戦では東北技術調査部が、個人戦では埼玉技術調査部・さいたま調査グループの臼倉敏行さんが第1位に選ばれている。
また会場内では、スピーディがバーナーや冷却機能付きスタッドプラー、「エコライトパテ」などを用い、意図せぬ鋼板の伸びや地肌の露出を回避する引き出し鈑金手法を実演。NGP日本自動車リサイクル事業協同組合は、かんたん鈑金見積システム「ぱっと!くん」を先行披露したほか、リサイクル部品を展示し品質の高さをアピールしていた。
そしてスナップオン・ツールズは、汎用スキャンツール「MTG2000」で取得したフリーズフレームデータを、事故時のエビデンスとして活用することを提案するなど、損害調査業務に活用できる様々なツールや技法を紹介していた。
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