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令和最新版【査定検査ガイド】③下取・買取査定では何をチェックすればよいのか?

整備 2022年05月27日
会社名:ジャッジメント

 『買取・下取り』を目的とした査定では、パッと見のオークション評価点に適した瑕疵摘出を行うことは、前号でご紹介いたしました。それでは具体的にどのようにチェックをすすめればよいのでしょうか?

 一番大きな瑕疵は?
 オークションの総合評価点は大きく分けて5段階に分類することができます(図参照)。実質最高ランクの5点から商品価値が著しく低い3点まで0.5点きざみで設定されています。それぞれの評価点には、初度登録経過年・走行距離・外装状態・内装状態・骨格状態・機関機構系等の条件制限が設けられていますが、パっと見で大事なのは『外装状態』です。

 『目立つ場所にある瑕疵』、『パネル全体の加修が必要』等、展示するにあたり修理を要する瑕疵が多くなるほどオークション評価は減点されていきます。反対に、『目立たない場所にあり見た目に影響がない』、『修理をしなくても展示可能な軽微なもの』であれば高評価が付与される可能性が高くなります。

 そこで査定では、まず車両の外周を軽く眺めて『最も大きい瑕疵』を探してみましょう。基本的にオークションの評価点には瑕疵の大きさによって『評価制限』が設けられています。ケース①のように1パネル全体の加修が必要な瑕疵が1か所でもある場合、4.5点以上の付与はあまり期待できません。厳しい評価基準のオークション会場であれば3.5点まで減点されることもあります。反面、瑕疵の摘出も目立つものに限定される傾向にあります。

 このことから査定時に、『細かな瑕疵を時間かけて探す行為』の必要性が低くなります。次にケース②の場合、4.5点以上の評価点が期待できます。高評価が期待できる車両は、オークション会場の出品検査でも厳密なチェックがおこなわれます。『高評価にふさわしいか否か?』を検査員によって確認されることで軽微な瑕疵も発見される可能性が高くなります。軽微な瑕疵も車両全体に複数個所あると4点以下に減点されることもありますので、査定時も細かな瑕疵を見逃すことができなくなります。つまり、パっと見の評価点が高いほど『チェックは厳しく』、平均以下なら『目立つ瑕疵を優先』して確認すると査定時間の節約につながるのです。
 
 

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日  ~  

【対象評価点】

4、4.5点

【抽出価格条件】

直近価格が500千円以上

【抽出台数条件】

毎月50台以上の流通が過去6ヶ月連続していること