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2000年代前半頃に急速にチリやロシアなどに中古車輸出が拡大し、物流の在り方の変化を感じていた。その後、社内にて、色々な仕事を経て今のECLエージェンシー株式会社に駐在した。その会社にて、輸出そのものについてや通関、ブッキング等、今でも理解の基礎となっており、非常に有意義な経験をした。
後に、中古車輸出について最新の状況を把握するため理事となった。輸出事業者ではないので、当初は、オブザーバーとして参加をしていた。研修会や理事会を通じて中古車輸出についての理解を深めた。
次に、輸送業として役に立てることはないかと考えた。現在では、組合員の物流に関する相談を受けたり、輸送業者としての情報を共有している。
中古車輸出が拡大する中、輸送の獲得をしていきながら、営業のポイントを知ることとなった。現在はコロナ禍にあり厳しいが、海外進出も検討しているので、組合員であることにより様々な戦略を立てやすくなっている。
大切なのは、どういう情報も持って、どう動いていくかであって、目的を持って自社のリソースを活かすことだと考えている。
組合の事業として大きかったのは、放射能検査の還付が受けられるようになったことが挙げられる。港湾事業者の健康被害防止の目的から当時検査が義務付けられた。検査料がかかることなのだが、組合の働きかけで東電に請求できるようになった。
また、主にアフリカ向けを中心とした個人向け(BtoC)の輸出は、詐欺に合うことも多く、問題視されているが、JUMVEAのマークのある会員事業者の保有車両は、安心して取引できるということを大使館を通じて啓蒙をしている。
当社は輸出事業者という立場ではないが、入会するメリットは大きく、輸出に関する様々な情報を得ることができる。今後は、一定の数量は輸出されるオーストラリア市場について、開拓していく活動を中心に貢献したいと考えている。輸出が拡大すれば物流も拡大する。互いにメリットは大きい。
【プロフィール】
荘司大輔(しょうじ・だいすけ)1976年(昭和51)年3月生まれの46歳。北海道出身。平成13年東西海運入社札幌支店配属。平成18年本社配属。平成28年執行役員後、上席執行役員就任。趣味はバイクと音楽鑑賞。
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