3塁側スタンドに青と白の絨毯を敷き詰めたような大応援団を形成

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シティライト(岡山市北区・丸山明社長)が運営する硬式野球部「シティライト岡山」が7月14日開催の「第90回都市対抗野球大会」第1回戦(東京ドーム)で、宮崎市代表の宮崎梅田学園に4−3で競り勝ち、本大会初出場にして、初戦での初勝利を成し遂げた。本塁打2本などでコンスタントに加点する中、先発の後藤田崇作投手が粘強い投球を続け、7回裏からマウンドを任された平岡航投手が後続を断ち切り、見事接戦を制した。
当日は、初出場同士のフレッシュな対戦カードとなったが、両チームの爽やかなプレーと応援団の熱い声援が東京ドームを熱気に包み込んだ。シティライトの大応援団は前日20時頃、貸切バス7台などで地元岡山市内から東京を目指したほか、丸山高明主将の母校・亜細亜大学からはチアリーディング部、桐山拓也監督の母校・東海大学からはブラスバンド部が応援に駆け付け、応援スタンドを盛り上げた。このほか、同社の取引先企業などからも多数の応援者が来場するなど、同社の初出場を心から祝う業界関係者らも加勢し、3塁側スタンドはブルーと白の絨毯を敷き詰めたような迫力ある大応援団を形成した。
こうした応援も選手らを鼓舞し、丸山主将を初めとする各選手やチーム関係者が一丸となって、初出場、初勝利の偉業を成し遂げた格好だ。スタンドには、同社のCMキャラクターを務める、タレントのルー大柴さんも応援に駆け付けた。
前日13日に開かれた同大会の開会式では、同社が出場チームで唯一の「地域の元気 総務大臣賞」に選ばれた。同社は岡山市のチームとして47年ぶりの本大会出場を決め、地元の活性化に寄与したほか、ジュニア世代への技術指導やサッカーなど野球以外のスポーツも支援し続けている。また、昨年の西日本豪雨においては、ボランティア活動の展開や募金活動などを通じて、さまざまな地域貢献活動を行っていることが評価されたという。
なお、2回戦は7月17日(水)14時から、大阪市代表の名門、日本生命との対戦予定。