中濵流通委員長の力強い掛け声とともに、セリがスタートした

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JU鹿児島(鹿児島県姶良市・新園康男理事長)は11月20日、「JU鹿児島流通センター創立33周年記念&オールJU全国リレーオートオークション(AA)」を盛大に開催した。出品台数は過去2番目の高水準となる984台を集め、成約率67.7%を記録するなど、活発なセリで盛り上がった。
当日は「リユースコーナー」が410台出品に対し、成約率99.8%の409台を成約したほか、ディーラー出品が188台に上り、成約率88.8%とし、全体を押し上げた。
セリ開始前のセレモニーでは、新園理事長が挨拶に立ち、「タマ不足の厳しい状況の中、ディーラー各社の協力も受けながら、会員が一丸となって取り組んだ結果、目標を大きく上回る984台もの出品をいただき、感謝いたします」と謝辞を述べた。
JU九州の永松守流通委員長は「九州ブロックでは10月14日のJU長崎を皮切りに、本日のJU鹿児島がリレーAAの最終開催となります。九州ブロック企画として、恒例の各県名産品抽選も行われました。今後ともJU九州、JU中販連として取り組む各事業にご協力をお願いします」と挨拶した。
続いて中濵勲流通委員長が過去2番目の出品台数とJU全国リレーAAの商組対抗戦Cグループの出品台数部門1位のお礼を述べるとともに、「売るぞ」「買うぞ」のシュプレヒコールを上げ、活気あるセリスタートとなった。
翌週27日のAAでは、JU全国リレーAAの「タイ・バンコク招待旅行」抽選会を実施、板敷自動車と広島オートの2社が見事招待旅行を手にした。広島オートは2年連続の当選だという。
同会場では、年末12月25日を臨時休催とし、念願の座席端末モニター72台を新設、1席あたりのスペースも大幅に拡大し、来場会員にゆったりとしたセリ環境を提供するとともに、利便性向上につなげた。年明け1月8日をプレオープン、15日をグランドオープンとし、記念開催を行う予定。
記念AAに先がけた11月16日には、毎年恒例の「JU鹿児島流通センター創立33周年記念ゴルフコンペ」を姶良市の蒲生カントリークラブで開催した。当日は晴天のもと、会員や関連企業などから総勢52人が参加、盛大なゴルフコンペとなった。
優勝者は中間誠さん(カーディスカウントショップナカマ)でグロス72のネット70.8というプロ顔負けの素晴らしい成績でベストグロス賞を同時受賞した。準優勝は坂東島和久さん(坂東島運輸)で、グロス81のネット71.4。第3位は有村憲一さん(鹿児島日産自動車)でグロス101のネット72.2という成績だった。
同コンペには、関連企業から総額50万円相当の協賛品が集まった。中でも最も高額で人気を集めた大型旅客フェリー「さんふらわあ」の4名様往復無料招待券(ファーストクラス)は、創立33周年にちなんで、第33位の坂木貞明さん(高田自動車)が幸運にも獲得した。