古賀執行役員会場長が挨拶に立ち、会員に謝辞を述べた

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USS福岡(福岡県筑紫野市・安藤之弘社長)は3月18日、「USS福岡会場誕生12周年記念オートオークション(AA)」を開催した。今期最多の2438台を集荷し、誕生12周年記念に花を添えた。翌週25日と会わせて2週連続で特設した「ディーラーコーナー」と「買取店コーナー」が年度末需要に対応するなど、良質な小売りダマが多数集まり、活発なセリとなった。
セリ開始前のセレモニーでは、古賀靖永執行役員会場長が挨拶に立ち、「福岡会場は早12年が立ちました。本日で590回目の開催となります。総出品で90万5621台に上ります。昨年は消費増税前の駆け込み需要のただ中でしたが、その後は反動減による厳しい状況にあります。今後もUSS福岡は、『売りやすい』『買いやすい』、商いの場の提供に役員、社員一堂努めてまいります」と謝辞を述べた。続いて、廣瀬勝保上席次長が運営説明などを行い、セリがスタートした。
同会場では、定期開催の「ヤナセコーナー」や「ディーラー輸入車コーナー」など、ディーラー下取り・買取車が源泉の良質小売りダマの出品が堅調。3月11日開催のディーラー輸入車コーナーは成約率94.9%を記録、2月に開催したヤナセコーナーでも93%の高成約率だった。九州最大規模のスケールを誇るUSS九州とはまた違ったアプローチから差別化を図り、固定ファンを拡大し、存在感を高めている。
同会場では4月15日、「ヤナセジョイントAA」を開催するほか、翌22日には「オールディーラー協賛記念AA」を開催し、年度末商戦後のディーラー下取り車の入庫を受け入れ、良質中古車の二次流通に努める。
こうした小売りダマ供給で存在感を示す一方で、「ロープライスコーナー」の出品料無料キャンペーンを5月末まで延長する。出品回数2回までは流札時出品料無料とするもの。応札保証付きの「ロープライスホワイトコーナー」も好評だ。