新年の挨拶を述べる鹿野理事長
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JU宮城(宮城県大和町・鹿野利徳理事長)は1月9日、「新春初荷AA」を開催した。
当日は、JU東北ブロック高橋保会長をはじめ、東北ブロック各県の理事長や執行部、JUコーポレーション・鈴木幸昭副社長、アライAA仙台・長谷部敏美社長が来場し同会に花を添えた。
セリ開催に先立ち新年の挨拶に立った鹿野理事長は新年の挨拶を述べた後、「JU宮城は昨年の1月から12月で7万2,330台の出品台数をいただいた。成約も67%を記録、外部落札も45.8%の高実績を残せた。年度で見ても目標の6万5,000台の目標を上回る7万台に到達すであろう」と昨年を振り返ると共に見通しを述べた。
続けて、2015年について「市況は活発とは言えないが消費増税も先送りとなり、今年は悪い要素はない。今年は昨年に増してご協力をお願いします」と述べた。また、建設中の検査棟については3月までの完成を目指すとし、「4月から検査精度を上げていきたい」と意気込みを語った。
続いてJU東北ブロック・高橋会長が挨拶に立ち、JU宮城の出品数、成約率の高さを称え、宮城をはじめ東北ブロックへの協力を呼びかけた。
記者懇談の場で鹿野理事長は、検査棟について「検査の精度が上がれば、出品成約増につながる」と期待を語り、会員サービスの向上を目指していく。
検査棟は、延べ床面積約350坪、地上高(屋根まで)約6m、リフト1基、LED照明を備えている。
当日のセリ結果は、出品1122台、成約779台、成約率69.4%、平均成約単価30万7,000円の好結果となった。