目録を手渡す斉藤社長(右)とイスマット・ハッサン・シアル大使(左)

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シーエーエー(愛知県豊田市、斉藤啓太社長)は10月20日、駐日パキスタン大使館(東京都港区)を表敬訪問し、パキスタン洪水の被災者支援のための義援金を寄贈した。
パキスタンでは今年6月以降大規模洪水に見舞われ、国土の30%以上が水没、3300万人以上が被災している。同社では、輸出仕向け国としてオークション取引の活性化に寄与している同国への支援を行う為、各拠点での募金活動ならびにグループとして義援金の寄付を実施することとなった。
大使館には、斉藤社長と菅澤武志東京会場長が訪問。イスマット・ハッサン・シアル大使から直々に出迎えを受け、アーシー・ルクマン・ハフィズ参事官、アサトレーダズインターナショナル社長シカンダル・アリ・パシャ氏を交え、斉藤社長から大使に直接目録が贈呈された。その後1時間にわたり会談が行われ、中古車市場についての意見交換や、両国のさらなる協力体制を再確認する場となった。
募金は今年9月、シーエーエー4会場と同社グループ会社のシグマネットワークスに募金箱を設置して行われた。各会場で集められた募金にシーエーエーグループからの寄付を合わせ100万円が浄財として寄贈された。
同社では2010年の洪水災害の際も義援金を寄贈。当時のこと大使が認識しており、今回の寄贈にあわせて感謝の意が大使から表された。