セリ開始前のセレモニーではJU近畿の財藤会長が挨拶

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JU奈良(大和郡山市、服部教昭理事長)は6月19日、JU近畿(財藤和喜男会長)主催の「近連協ジャンボオートオークション(AA)」を開催した。出品台数は今年度2番目に多い505台に上り、このうち314台を成約し、成約率は62.2%だった。
セリ開始前のセレモニーではJU近畿の財藤会長が挨拶に立ち「コロナ禍と合わせ、半導体に起因する新車供給遅れも深刻な状況にある。こうした中でJU中販連では役員改選も実施、新体制でのスタートを切った。今年度は創立50周年といった大きな節目も控え、新体制のもとで、EVシフトへの対応など、新たな施策推進なども検討していきたい」と話した。
続いて挨拶に立ったJU奈良の松本匡司最高顧問は「コロナ禍ですが、会員の皆様のご協力のもと、万全の対策を施しながらAA開催を続けております。引き続き、『安心』『安全』のJU奈良を目指してまいります。一方で、JU奈良では交通安全や地域安全といった啓もう活動も実施しています。皆様にもこうした意識を高めていただければ幸いです」と協力を呼びかけた。
財藤会長はセリスタート後に行った記者会見で「JU組織にとって、流通と金融、登録・封印といった事業の収益強化は不可欠。近畿では、JU奈良AAの活性化とともに、『JUテントリ』を活用した流通事業活発化を推進していく。各府県の役員が一丸となって会員・組合員に各事業への協力を呼びかけていかなければならない」とする。