国土交通省の発表資料に基づきまとめた自動車のリコール情報です。
本欄に掲載したリコール情報は、製造年月によって対象外の場合がございます。
詳細は国土交通省のホームページを参照してください。
リコール届出日 | 車名 | 通称名 | 型式 | 不具合の状況 | 対象台数 | 備考 |
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4月3日 | マツダ | アテンザ | DBA-GJEFP、DBA-GJEFW、DBA-GJ5FP、DBA-GJ5FW、LDA-GJ2FP、LDA-GJ2FW | 減速エネルギー回生システムにおいて、キャパシタの故障判定プログラムが不適切なため、キャパシタが正常であるにもかかわらず、故障と判定し、オルタネーターの発電を停止して、充電警告灯が点灯するとともにディスプレイに「充電システム異常」と表示されることがある。そのまま走行を続けると、バッテリー電圧の低下により、段階的にエンジン警告灯の点灯や加速不良となり、最悪の場合、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。 | 25,772台 | |
アクセラ | DBA-BMEFS | 1,855台 | ||||
いすゞ 他 | エルフ 他 | TKG-NHR85A 他 | トラックの差動装置において、サイドギヤの製造工程における浸炭処理が不適切なため、硬度が低下しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、当該ギヤの歯が折損して異音が発生し、最悪の場合、全歯が折損し走行不能に至るおそれがある。 | 18台 | 少数台数 | |
4月4日 | 三菱 | アウトランダーPHEV | DLA-GG2W | ① 駆動用電池の電池残量を演算するバッテリーマネージメントユニット(BMU)において、制御プログラムが不適切なため、外部充電やチャージモードを利用しないで、ハイブリッド走行モードのみの使用を継続した場合、実際の電池残量が正しく残量メータに表示されないことがある。そのため、残量メーターでは電池残量があるように表示されているにもかかわらず、実際の電池残量は減少しており、EV システム警告灯の点灯なく走行不能になるおそれがある。 (ハイブリッド走行モード:電池残量が一定値まで減少した状態で、その残量を維持し ながら走行するモード) ② エンジンを制御するコントロールユニット(エンジンECU)とPHEVシステムを制御するコントロールユニット(PHEV ECU)の制御プログラム、および点火プラグの仕様が不適切なため、エンジンが低温の状態で短時間の運転と停止を繰り返した場合、点火プラグのくすぶりが発生することがある。そのため、EVシステム警告灯が点灯し、エンジンによる充電を行わない駆動用電池残量の範囲でのEV走行のみに制限され、そのまま走行を続け電池残量が無くなると、走行不能になる。 ③ 駆動用電池内のセルモニターユニット(CMU)において、制御プログラムが不適切なため、パワースイッチオフもしくは充電が終了して車両が停止していても電力消費が継続し、電池セル電圧が低下し続けることがある。そのため、フェイルセーフ状態(外部充電ができなくなり、走行時はEVシステム警告灯が点灯し、エンジンによる充電を行わない駆動用電池残量の範囲でのEV走行のみに制限されるとともに走行出力と最高速度が制限)に入り、そのまま走行を続け電池残量が無くなると、走行不能になる。また、電池セル電圧の低下状態によっては、始動できなくなるおそれがある。 |
6,517台 | ①,② 4,621台 ③ 6,517台 |
4月7日 | シボレー | HHR | 不明 | イグニッションスイッチの回転抵抗が設計値を下回っている可能性があるため、イグニッションキーにキーホルダー等を装着していると、走行振動等により、イグニッションキーが“RUN”位置以外に動いてしまうおそれがある。その場合、車両電源が断たれるため、エンジンが停止するとともに、ブレーキ補助やパワーステアリング等が機能せず、運転操作に困難をきたす。また、この状態で事故を起こした場合、エアバッグが展開しないことがあり、被害が拡大するおそれがある。 | 211台 | |
4月9日 | トヨタ | RAV4 | DBA-ACA31W、DBA-ACA36W | ステアリングに取付けられている電気配線(スパイラルケーブル)において、当該配線のガイドの形状および位置が不適切なため、当該配線のうちエアバッグ用配線の部分とガイド端部が点接触しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けるとエアバッグ用配線が摩耗し、最悪の場合、当該配線が断線することでエアバッグ警告灯が点灯し、衝突時に運転者席用エアバッグが動作しなくなるおそれがある。 | 47,772台 | |
ヴァンガード | DBA-ACA33W、DBA-ACA38W、DBA-GSA33W | 46,462台 | ||||
マークX | DBA-GRX120、DBA-GRX125 | 52,444台 | ||||
ヴィッツ | DBA-KSP90、DBA-SCP90、DBA-NCP91、CBA-NCP95 | ①運転者席を前後調整するスライド機構において、固定用スプリングの強度が不足しているため、頻繁に前後調整を行うと、当該スプリングが折損するものがある。そのため、座席が固定されず、最悪の場合、走行中に座席が動き出すおそれがある。 ②窓ふき器(ワイパー)モーター取付部において、排水口の形状が不適切なため、落ち葉等異物を取り除かずに使用すると排水口が詰まる場合がある。そのため、そのまま使用を続けると、溢れた水がモータ内部や制動灯等の電気配線に浸入し、最悪の場合、ワイパーや制動灯等が作動しなくなるおそれがある。 ③ステアリングコラムを車室内(インストルメントパネル下)に取付ける固定用ブラケットの強度が不足しているため、ハンドルを端まで強く一杯に切る操作を繰り返すと亀裂が生じるものがある。そのため、そのまま使用を続けると亀裂が進行し、最悪の場合、ステアリングコラムを固定できなくなるおそれがある。 |
553,683台 | ① | ||
ラクティス | DBA-NCP100、DBA-NCP100改、CBA-NCP105、DBA-SCP100、DBA-SCP100改 | 256,755台 | ①②③108,968台 ①②47,898台 ①③24,604台 ①75,258台 ②27台 |
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ベルタ | DBA-KSP92、DBA-SCP92、CBA-NCP96 | 81,562台 | ① | |||
イスト | DBA-NCP110、DBA-NCP115、DBA-ZSP110 | 27,684台 | ①③22,813台 ①4,868台 ③3台 |
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ポルテ、スペイド | DBA-NCP141 | 始動装置のスターターにおいて、スターター駆動用リレーの通電設定が不適切なため、接点部に銀成分が凝集するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、接点部から銀成分がはがれ落ち、回路内に挟まると当該リレーが通電状態となりスタータが回転し続け、最悪の場合、火災に至るおそれがある。 | 11,307台 | アイドリングストップ機能装着車 | ||
カローラアクシオ | DBA-NZE161 | 1,899台 | ||||
カローラフィールダー | DBA-NZE161G | 3,709台 | ||||
オーリス | DBA-NZE181H | 1,305台 | ||||
ラクティス | DBA-NCP120 | 680台 | ||||
スバル | トレジア | DBA-NCP120X | 251台 | |||
4月10日 | 三菱 | eK | DBA-B11W | 過給機付車両のエンジンECUのプログラムにおいて、燃料噴射量、空気量及びプラグ点火時期の制御等が不適切なため、エンジン回転速度が低速回転域で低下し、エンストに至るおそれがある。 | 11,888台 | 過給機付車のみ |
ニッサン | デイズ | DBA-B21W | 12,421台 | |||
いすゞ | エルガ | PDG-LV234L2、LDG-LV234L3、LKG-LV234L3、QDG-LV234L3、QKG-LV234L3、PDG-LV234N2、PKG-LV234N2、LDG-LV234N3、LKG-LV234N3、QDG-LV234N3、QKG-LV234N3、LDG-LV234Q3、QDG-LV234Q3、QKG-LV234Q3 | 自動変速機を搭載した路線バスにおいて、自動変速機を制御するユニットの温度に対する耐久性が不足しているため、ユニット内部の素子を固定しているハンダに亀裂が生じるものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると亀裂が進行し、絶縁状態となり、変速不良をおこし、最悪の場合、低速時においてタイヤがロックしたり、エンジンが再始動不能となるおそれがある。 | 500台 | ||
日野 | ブルーリボン2 | PDG-KV234L2、LKG-KV234L3、QDG-KV234L3、QKG-KV234L3、PDG-KV234N2、LDG-KV234N3、LKG-KV234N3、QKG-KV234N3、PDG-KV234Q2、LKG-KV234Q3、QKG-KV234Q3 | 322台 | |||
4月11日 | キャデラック | XTS | 不明 | ブレーキ倍力装置に負圧を供給するバキュームポンプのベントホースの取り回しが不適切なため、ベントホースの一部が潰れてバキュームポンプの排気ができず、バキュームポンプの内圧が上昇し、バキュームポンプからの空気圧がハーネスのコネクター部に進入することがある。そのため、コネクター部の防水キャップが外れ、コネクター部に水等が浸入、腐食し、最悪の場合、ショートして発熱や発火をするおそれがある。 | 41台 | 少数台数 |
4月15日 | 三菱 | ふそうスーパーグレート | BKG-FU54JZ、BKG-FU55JZ、LKG-FU54VZ、LKG-FU55VZ、QKG-FU54VZ、QKG-FU55VZ | 大型トラックにおいて、機械式自動変速機のアウトプットシャフトの強度が不足しているため、当該シャフトに亀裂が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該シャフトの亀裂が進行し、最悪の場合、アウトプットシャフトが破断し、プロペラシャフトが脱落又は周辺部品を破損させ二次的不具合を生じるおそれがある。 | 777台 | |
ボルボ | FH | 不明 | トラクタ6×4(後輪2軸駆動)のリーフサスペンション仕様車において、ブレーキ系統に使用しているエアチューブ(プラスチック配管)の直径が不適切なため、保安基準第12条の第1項( 「トラック及びバスの制動装置の技術基準」)に定める基準に適合しない。 | 94台 | 少数台数 | |
4月16日 | BMW | MINI Cooper 他 | DBA-XM15 他 | ①冷却装置のオイルフィルターハウジングにおいて、冷却水流路の形状が不適切なため、冷却水が流路以外に流入することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、流路以外に流入した冷却水が熱膨張しシーリングを破損させて冷却水が漏れ、最悪の場合、オーバーヒートするおそれがある。 ②グリッププレートにおいて、誤った番号灯部品が装着されているため、照度の均斉度が基準値を超え、保安基準第36条に抵触する。 |
40台 | 少数台数 |
4月18日 | プジョー | 5008 | ABA-T875F02 | ①ブレーキマスターバックにおいて、内部部品のダイヤフラムの強度が不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けるとダイヤフラムが変形し、ブレーキペダルを放した際にブレーキペダルが規定の位置まで戻らなくなり、ブレーキの引き摺りやブレーキランプが点灯したままの状態となるおそれがある。 ②運転者席のシートにおいて、電気配線の取り回しが不適切なため、電気配線とシートフレームが接触しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、電気配線が損傷し、電動シートやシートヒーターが作動しなくなり、最悪の場合、配線が焼損したり、サイドエアバッグが誤展開するおそれがある。 |
574台 | ①435台 ②149台 |
508 | ABA-W25F02、ABA-W2W5F02 | 89台 | ① | |||
3008 | ABA-T85F02 | 6台 | ② | |||
シトロエン | DS5 | ABA-B85F02 | 177台 | ① | ||
プジョー | 208 | ABA-A9C5F02、ABA-A9C5F03 | エンジンコンピューターに電源供給をしている電気配線において、配線の取り回しが不適切なため、シフトケーブルと接触しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、電気配線が損傷し、最悪の場合、原動機がエンストするおそれがある。 | 583台 | 手動変速機搭載車 | |
フォルクスワーゲン | ポロ1.4/63kw | ABA-6RCGG | 燃料タンクに燃料ポンプを固定しているユニオンナットにおいて、正規品より寸法の大きなものが組み付けられた車両がある。そのため、タンクの内圧変化等により、燃料タンクとユニオンナットの嵌合部に緩みが発生し、燃料が漏れるおそれがある。 | 2,211台 | ||
ポロ1.2/77kw | DBA-6RCBZ | 31,906台 | ||||
クロスポロ1.2/77kw | DBA-6RCBZW | 2,589台 | ||||
ランドローバー | レンジローバー | ABA-LG3SB 他 | 前面方向指示器バルブ切れ検知プログラムが不適切なため、当該バルブ切れが発生した場合に、運転者に対するバルブ切れ警告機能( 側面方向指示器、後面方向指示器及びインストルメントクラスター内の方向指示表示灯の点滅回数変化並びに方向指示器作動音の発生周期変化)が作動しない。 | 85台 | 少数台数 | |
4月22日 | ボルボ | ボルボV40 | DBA-MB4164T、DBA-MB5204T | セントラルエレクトロニックモジュールのソフトウェアが不適切なため、左尾灯への電源が供給されず、左尾灯が点灯しないおそれがある。 | 499台 | |
ボルボV40クロスカントリー | DBA-MB5204T | 54台 | ||||
4月25日 | アンチコ | - | ASZ387、ASZ388、ASZ390、ASZ393、ASZ394、ASZ396、ASZ399、ASYC002、ASYC003、ASYC004、ASYC008、ASYC009 | トレーラーの走行装置において、伸縮可能な車軸のアウターパイプの強度が不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、走行時の振動等によりアウターパイプ溶接部に亀裂が入り、最悪の場合、当該アウターパイプが折れ曲がり、地面と車枠が接触し、走行不能になるおそれがある。 | 21台 | |
アロー | ASYC010、ARSTC002、ARSTC003、ARSTC004、ARSTC007、ARSTC011、ARSTC012、ARSTC014、ARSTC015、ARSTC016、ARSTC019、ARSTC024、ARSTC030、ARSTC032、ARSTC036、ARSTC038、ARSTC038A、ARSTC039、ARSTC039A、ARSTC039B、ARSTC040、ARSTC046、ARSTC046A、ARSTC046B、ARSTC050、ARSTC050A、ARSTC057、ARSTC057A、ARSTC059、ARSTC062、ARSTC073、ARSTC082、ARSTC082A、ARSTC082C、ARSTC090 | 99台 |