国土交通省の発表資料に基づきまとめた自動車のリコール情報です。
本欄に掲載したリコール情報は、製造年月によって対象外の場合がございます。
詳細は国土交通省のホームページを参照してください。
リコール届出日 | 車名 | 通称名 | 型式 | 不具合の状況 | 対象台数 | 備考 |
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10月3日 | 日野 | レンジャー | KK-GX1JGEA、PB-GX7JGFA、ADG-GX7JGWA、BDG-GX7JGWA、SDG-GX7JGAA | 凍結防止剤を散布する車両において、後軸の駐車ブレーキ(ホイールパーキングブレーキ)用エア配管(ナイロンチューブ)の強度が不足しているため、雪道走行時、当該配管に付着した雪が凍結して氷塊となり、ナイロンチューブに大きな荷重がかかることがある。そのため、ナイロンチューブに亀裂が生じエアが漏れ、最悪の場合、走行中に駐車ブレーキが作動し走行できなくなる恐れがある。 | 475台 | |
日産 | AD、AD EXPERT | DBF−VY12 | 無段変速機(CVT)のセレクトレバーにおいて、表皮成形設備の治具が不適切なため、セレクトボタンとの嵌合部が削れたものがあり、セレクトボタン操作時に嵌合が外れて、セレクトボタンが操作できなくなる恐れがある。このため、Pレンジからシフトできなくなる、または、PおよびRレンジにシフトできなくなる恐れがある。 | 4162台 | ||
マツダ | ファミリアバン | DBF−BVY12 | 515台 | |||
三菱 | ランサー カーゴ | DBF−CVY12 | 229台 | |||
10月17日 | ホンダ | ステップワゴン | DBA-RK1、DBA-RK3 | ウォータポンププーリを締結するフランジの端部とプーリ内側曲げ部との距離が短いため、プーリ締結後にフランジがプーリ内側曲げ部に乗り上げ隙間が生じるものがある。そのため、補機ベルト荷重が繰返し加わるとプーリ内側曲げ部が摩耗して締結ボルトが緩み、ボルトが折損して補機ベルトが外れると、発電不良及び冷却不良が発生し、警告灯が点灯するとともにエンジンが停止して再始動できなくなる恐れがある。 | 4,815台 | 車台番号RK1-1005488、RK1-1025426、RK5-1015118、RK5-1016239の4台は補修用エンジンと交換された車両 |
ステップワゴン スパーダ | DBA-RK5、DBA-RK7 | 7,853台 | ||||
10月18日 | 三菱 | ミラージュ | DBA-A05A | ブレーキ液充填の手直し作業において、ブレーキラインのエア抜き作業が不適切なため、ブレーキハイドロリックユニット内にエアが残留しているものがある。そのため、ブレーキペダルストロークが増大し、最悪の場合、ブレーキの効きが低下する恐れがある。また、ASC(横滑り防止システム)付き車は、横滑り防止機能が損なわれる恐れがある。 | 103台 | |
10月22日 | 日野 | プロフィア | LKG-FH1AGAA、QKG-FH1AGAA、LKG-FH1AHAA、LKG-FH1AHAA改、QKG-FH1AHAA、QKG-FH1AHAA改、LKG-FH1ALAA、LKG-FH1ALAA改、LKG-FH1ALAG、LKG-FH1ALAG改、QKG-FH1ALAA、QKG-FH1ALAA改、QKG-FH1ALAG、QKG-FH1ALAG改、LKG-FH1ANAA改、LKG-FH1ANAG、QKG-FH1ANAA、QKG-FH1ANAA改、QKG-FH1ANAG、LKG-FH1ARAA、LKG-FH1ARAA改、QKG-FH1ARAA、QKG-FH1ARAA改、LKG-FH1ATAA改、QKG-FH1ATAA、QKG-FH1AVAA、QKG-FH1AVAA改、LKG-FN1AWAA、LKG-FN1AWAG、QKG-FN1AWAA、QKG-FN1AWAG、LKG-FN1AYBG、QKG-FN1AYBA、QKG-FN1AYBG、LKG-FQ1ARBA、LKG-FQ1ARBA改、QKG-FQ1ARBA、QKG-FQ1ARBA改、LKG-FQ1ATBA、QKG-FQ1ATBA、QKG-FQ1AWBA、LKG-FR1AKAA、QKG-FR1AKAA LKG-FR1ANAA、QKG-FR1ANAA、LDG-FR1APBA、LDG-FR1APBA改、LKG-FR1APBA、LKG-FR1APBG、QDG-FR1APBA、QDG-FR1APBA改、QKG-FR1APBA、QKG-FR1APBG、QKG-FR1APBG改、LKG-FR1ASBA、QKG-FR1ASBA QKG-FR1AUBA、QKG-FR1AWAA、QKG-FR1AWAA改、LKG-FR1AXBA、LKG-FR1AXBG、QKG-FR1AXBA、QKG-FR1AXBG LKG-FS1AKAA、QKG-FS1AKAA、LKG-FS1AMAA、QKG-FS1AMAA、LKG-FS1APBA、QKG-FS1APBA、LKG-FS1ARAA LKG-FS1ARBA、QKG-FS1ARBA、LKG-FS1ATBA、QKG-FS1ATBA、LKG-FS1AUBA、QKG-FS1AUBA、QDG-FW1ATBA、QDG-FW1ATBA改、LKG-FW1AXBG、QKG-FW1AXBG、QKG-FW1AXBG改、LKG-GN1AMAA、QKG-GN1AMAA、LKG-GN1APAA、QKG-GN1APAA、LKG-GN1APBA、LKG-GN1APBG、QKG-GN1APBA、QKG-GN1APBG、LKG-GN1AUBA、QKG-GN1AUBA、QKG-GN1AVBA、LKG-SH1ADAG、QKG-SH1ADAG、QKG-SH1ADAG改、QKG-SH1AHAG、LKG-SH1ALAG、QKG-SH1ALAG、QKG-SH1ALAG改、LDG-PR1APBF |
大型トラックにおいて、 エンジン制御プログラム と 排気ガス再循環 (EGR)パイプの構造が不適切なため、停車中のDPR(排出ガス浄化装置)の自動再生と手動再生が頻繁に中断された場合に、EGRクーラ内でカーボンデポジットが生成されて吸気バルブに付着し、外気温が低い状態で長時間駐車されるとカーボンデポジットの粘度が増加することがある。そのため、エンジン始動した際、吸気バルブが摺動不良となり、最悪の場合、バルブが折損し、異音が発生するとともにエンジンが停止する恐れがある。 | 3,755台 | |
10月24日 | ジャガー | X-TYPE 2.0 V6、X-TYPE 2.0 V6エステート | GH-J51YA | 届出番号外-1809によるリコール届出の改善作業で交換したHID(放電式)前照灯のバラストモジュール(点灯装置)の電子基板に製造時の帯電防止処理不良のものがあるため、静電気放電により電子基板が破損してHID前照灯が不灯になる恐れがある。 | 111台 | X-TYPE 2.0 V6エステートの類別は003、004 |
X-TYPE 2.0 V6、X-TYPE 2.0 V6エステート | ABA-J51YB | 159台 | ||||
X-TYPE 2.5 V6、X-TYPE 2.5 V6 SE、X-TYPE 2.5 V6スポーツ、X-TYPE 2.5 V6 SEエステート | GH-J51XA | 218台 | X-TYPE 2,5 V6 SE エステートの類別は003、004 | |||
X-TYPE 2.5 V6、X-TYPE 2.5 V6 SE、X-TYPE 2.5 V6 SEエステート | ABA-J51XB | 450台 | ||||
X-TYPE 3.0 V6 SE | GH-J51WA | 96台 | ||||
X-TYPE 3.0 V6 SE、X-TYPE 3.0 V6スポーツ、X-TYPE 3.0 V6ソブリン | ABA-J51WB | 88台 | ||||
S-TYPE 2.5 V6 | GH-J01JC | 455台 | ||||
S-TYPE 3.0 V6」 | GH-J01FC、CBA-J01FD | 1,284台 | ||||
S-TYPE 4.2 V8 | GH-J01HC、CBA-J01HD | 211台 | ||||
S-TYPE R | GH-J011C、CBA-J011D | 233台 | ||||
ホンダ | フィット | DAA-GP5 | 7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、自動変速機制御コンピューターのプログラムが不適切なため、モーター走行モードでの停車時に変速機内のドグとスリーブが噛み合わないことがある。そのため、トランスミッション警告灯が点滅し、メーターディスプレイに点検表示がされるとともに、1速が噛み合わないと発進できなくなる恐れがある。または、2速が噛み合わないと奇数段変速での走行となる恐れがある。 ※DCT型:デュアルクラッチトランスミッション型 |
4,883台 | ||
ポルシェ | カイエン 他 | ABA-92AM5502 他 | 燃料計において、製造時に入力された燃料残量を表示するための設定値が不適切なため、実際の燃料残量よりも多く表示されることで、燃料残量を正しく認識できずに、燃料切れによるエンジンストールが発生する恐れがある。 | 4台 | 少数台数 | |
キャデラック | ATS | ABA-A1SL | ブレーキランプをコントロールしているボディーコントロールモジュールに使われている電子部品の製造が不適切なため、ノイズが発生することで、ブレーキを踏んでいないにもかかわらず、ブレーキランプが点滅することがある。この場合、クルーズコントロールを使用していると、勝手にキャンセルされる。ブレーキランプが点滅しても車両が減速しない状況が続いた場合、後続車の誤認識を招く恐れがあり、最悪の場合、追突される恐れがある。 | 11台 | 少数台数 | |
10月25日 | プジョー | 3008 | ABA-T85F02 | ブレーキマスターバックにおいて、内部部品のダイヤフラムの強度が不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けるとダイヤフラムが変形し、ブレーキペダルを放した際にブレーキペダルが規定の位置まで戻らなくなり、ブレーキの引き摺りやブレーキランプが点灯したままの状態となる恐れがある。 | 73台 | 少数台数 |
10月29日 | 三菱 | ふそう スーパーグレート | LDG-FP54VDR、LDG-FS55VZ、LDG-FU50VY、LDG-FV50VJR、LDG-FV50VX、LDG-FV50VY、LDG-FV50VZ、LKG-FP54VDR、LKG-FP54VER、LKG-FP54VGR、LKG-FS50VZ、LKG-FS54VY、LKG-FS54VZ、LKG-FS55VY、LKG-FS55VZ、LKG-FU50VY、LKG-FU54VY、LKG-FU54VZ、LKG-FU55VZ、LKG-FV50VX、LKG-FV50VY、LKG-FV50VZ、LKG-FV54VZ、LKG-FY50VY、LKG-FY54VY、QDG-FU50VY、QDG-FV50VJR、QDG-FV50VX、QDG-FV50VY、QDG-FV50VZ、QKG-FP54VDR、QKG-FP54VER、QKG-FP54VGR、QKG-FS50VZ、QKG-FS54VY、QKG-FS54VZ、QKG-FS55VY、QKG-FS55VZ、QKG-FU50VY、QKG-FU54VY、QKG-FU54VZ、QKG-FU55VZ、QKG-FV50VX、QKG-FV50VY、QKG-FV50VZ、QKG-FV54VZ、QKG-FY50VY、QKG-FY54VY | 大型トラック・バスにおいて、燃料ホースから溶け出した亜鉛が軽油中の成分と反応して生成された化合物によって燃料噴射装置の内部バルブが固着する場合がある。そのため、エンジンの異音、白煙の発生、エンジン制御システム異常の警告灯点灯、マフラー内に溜まった燃料の発火などが生じ、最悪の場合、エンジンの始動不良や吹け上がり等に至る恐れがある。 | 12,630台 | |
ふそう エアロエース | LKG-MS96VP | 484台 | ||||
ふそう エアロクイーン | 78台 | |||||
ふそう エアロエース | QRG-MS96VP | 330台 | ||||
ふそう エアロクイーン | 25台 | |||||
UDトラックス | スペースアロー A | LKG-AS96VP | 12台 | |||
スペースウィング A | 5台 | |||||
10月30日 | ミツオカ | Like-T3 | ZAE-MT3 | 1.かじ取り装置(フロントフォーク)の強度が不足しているため、悪路走行や段差乗り越え等の前輪への大きな衝撃荷重を繰り返し入力すると、最悪の場合フロントフォークが変形し、車両の操縦性と安定性が低下する恐れがある。 2.警音器(ホーンスイッチ)の防水性が不適切なため、集中豪雨など多量の雨水を被水した場合、スイッチ内部の電気接点部に水が浸入する場合がある。そのため、警音器スイッチの操作に関係なく警音器が吹鳴する恐れがある。 |
9台 | 少数台数 |
10月31日 | 日産 | セレナ | DBA-FC26、DBA-FNC26、DBA-C26、DBA-NC26、DAA-HFC26、DAA-HC26 | 高圧燃料ポンプにおいて、ポンプカバーの形状が不適切なため、外気温が極めて低い場合に走行風の影響を受け、燃料中の水分がポンプ内のフィルタ部で氷結することがある。そのため、当該フィルタが詰まり、警告灯が点灯するとともにエンジンが不調となり、最悪の場合、走行中にエンストする恐れがある。 | 251,857台 | |
スズキ | ランディ | DBA-SC26、DBA-SNC26、DAA-SHC26 | 4,662台 | |||
いすゞ | ギガ | QKG-CYH77A、KL-CYJ51W3、QKG-CYJ77A、QKG-CYJ77AA、QKG-CYY77AY、QKG-CYZ77AJ | 差動装置において、ドライブピニオンのベアリングの内輪軌道面に加工不良のものがある。そのため、そのまま使用を続けると、ベアリングが損傷して油漏れが発生する恐れがある。 | 16台 | ||
フォワード | SKG-FRR90S1、SKG-FRR90S2、TKG-FRR90S2、TKG-FRR90T2、SDG-FRS90S1、SKG-FSR90S2、SKG-FSR90T2、QKG-FTR34S2、QKG-FTR34T2、LKG-FTR90S2、LKG-FTR90T2 | 70台 | ||||
ジャーニーK | KC-LR333J | 1台 | ||||
エルフ | TKG-NKR85N、TKG-NKR85R、SKG-NKR85YN、TKG-NMR85N、TKG-NMR85R、TKG-NPR85AN、TKG-NPR85AR、TQG-NPR85AN、SKG-NPR85YN、TDG-NPS85AN、TDG-NPS85AR | 117台 | ||||
日産 | アトラス | TKG-AMR85N、TKG-APR85AN、SKG-APR85YN | 8台 | |||
マツダ | タイタン | TKG-LPR85AR、SKG-LPR85YN | 2台 | |||
ボルボ | ボルボS60 他 | CBA-FB6304T 他 | セントラルエレクトロニックモジュールのソフトウェアが不適切なため、駐車中に大きな待機電流が流れ続けることで、バッテリー上がりを起こし、エンジンを指導出来ない及びリモートコントロールでドアロックを解除できなくなる恐れがある。 | 77台 | 少数台数 |