国土交通省の発表資料に基づきまとめた自動車のリコール情報です。
本欄に掲載したリコール情報は、製造年月によって対象外の場合がございます。
詳細は国土交通省のホームページを参照してください。
リコール届出日 | 車名 | 通称名 | 型式 | 不具合の状況 | 対象台数 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
12月4日 | アウディ | S8 | ABA-4EBSMF | 前後輪ブレーキ用セラミック製ディスクローター装着車両において、ディスクローターをベルハウジングに取り付けるためのボルトの材質が不適切なため、塩分濃度が高い環境下で使用をした場合に、当該ボルトが腐食、破断し、走行中に異音および振動が発生することがある。 | 123台 | ||
ランボルギーニ | ムルシエラゴ | GH-BC10E | 7台 | ||||
ムルシエラゴLP640、レヴェントン | ABA-BE537 | 82台 | |||||
ムルシエラゴLP640 | ABA-BE537A | 3台 | |||||
ムルシエラゴLP670-4SV | ABA-BE538 | 20台 | |||||
ガヤルド、ガヤルドスパイダー | GH-JFGE12 | 5台 | |||||
ガヤルドLP560-4 | ABA-GECEH | 10台 | |||||
ガヤルドSL | ABA-GE07L2 | 27台 | |||||
ガヤルドスパイダー | ABA-GE07L1 | 2台 | |||||
ベントレー | コンチネンタルGT | ABA-BCBWR | 後輪ブレーキ用セラミック製ディスクローター装着車両において、ディスクローターをベルハウジングに取り付けるためのボルトの材質が不適切なため、塩分濃度が高い環境下で使用した場合に、当該ボルトが腐食、破断し、走行中に異音及び振動が発生することがある。 | 14台 | 少数台数 | ||
コンチネンタルGTスピード | ABA-BSBWR | 21台 | |||||
コンチネンタル・フライングスパー・スピード | ABA-BDBWR | 3台 | |||||
コンチネンタル・スーパー・スポーツ | ABA-BCCKH | 12台 | |||||
ダイハツ | ソニカ | CBA-L405S、CBA-L415S | 1.CVT(無段変速機)の油圧制御プログラムが不適切なため、シフト操作とほぼ同時にアクセルを踏み込む急な発進操作をおこなった場合やエンジンを空吹かしする等、高回転状態からイグニッションスイッチを切る操作をおこなった場合にCVT内に高油圧が発生し、セカンダリ-シャフトに想定以上の負荷が加わることがある。そのため、そのような操作を繰り返すと当該シャフトが破損して、走行不能となる恐れがある。 2.エンジンのクランク角センサーにおいて、内部コイルの高温時の耐久性が不足しているため、登坂や渋滞等によってエンジンルーム内が高温になった状態で、全開走行等のエンジン回転数が高い運転を繰返すと、振動で内部コイルが断線し、走行中にエンジンが停止する、あるいはエンジンが始動できなくなる恐れがある。 |
29,244台 | 1. | 1.は、無段変速機仕様車が対象 2.は、自然吸気の無段変速機仕様車が対象 |
|
ムーヴ | CBA-L175S、DBA-L175S、CBA-L185S、DBA-L185S | 321,408台 | 1.・2.:205,088台 1.:116,320台 |
||||
ミラ | CBA-L275S、DBA-L275S、CBA-L285S、DBA-L285S | 110,838台 | 1.・2.:91,222台 1.:13,749台 2.:5,867台 |
||||
タント | CBA-L375S、DBA-L375S、CBA-L385S | 201,132台 | 1.・2.:118,802台 1.:82,330台 |
||||
ムーヴ コンテ | CBA-L575S、DBA-L575S、CBA-L585S、DBA-L585S | 72,992台 | 1.・2.:60,397台 1.:9,645台 2.:2,950台 |
||||
ミラ ココア | DBA-L675S、DBA-L685S | 20,382台 | 1.・2.:11,204台 2.:9,178台 |
||||
タント エグゼ | CBA-L455S、DBA-L455S、CBA-L465S | 7,506台 | 1.:7,146台 2.:360台 |
||||
スバル | プレオ | CBA-L275F、CBA-L285F | 63台 | 1 | 無段変速機仕様車が対象 | ||
ルクラ | CBA-L455F、CBA-L465F | 488台 | 1 | ||||
12月12日 | ニッサン | アトラス | CBF-SQ2F24、CBF-SQ1F24、TKG-SZ2F24、SDG-SZ5F24、TKG-SZ1F24、SDG-SZ4F24、SKG-TZ2F24、SKG-TZ3F24 | 電装部品の作動を制御するBCM(ボディコントロールモジュール)において、回路が不適切なため、ドアロック作動時のノイズにより方向指示器用の素子が破損し、方向指示器が点灯したままになることがある。そのまま点灯させておくと、最悪の場合、当該素子が発熱して焼損し、火災に至る恐れがある。 | 263台 | ||
三菱 | ふそうキャンター | TKG-BSZ2F24、SDG-BSZ5F24、TKG-BSZ1F24、SDG-BSZ4F24 | 29台 | ||||
いすゞ | エルフ | CBF-ASQ2F24、TKG-ASZ2F24、SDG-ASZ5F24 | 6台 | ||||
ニッサン | NV350キャラバン | CBF-VR2E26 | 消音器の前側排気管において、フランジ溶接部の強度が不足しているものがあるため、そのまま使用を続けると、亀裂が発生して、騒音規制値を満足しない恐れがある。 | 287台 | 手動変速機搭載車 | ||
いすゞ | コモ | CBF-JVR2E26 | 2台 | ||||
ニッサン | シーマ | DAA-HGY51 | 後席ドアにおいて、アウトサイドハンドルとドアロック装置を連結するケーブルの戻りが遅くなることがあるため、当該ハンドルを離して戻す操作をした際に当該ケーブルがロック位置まで戻らないことがある。このため、ドアを閉じることができなくなり、最悪の場合、走行中にドアが開く恐れがある。 | 2,604台 | |||
三菱 | ディグニティ | DAA-BHGY51 | 78台 | ||||
いすゞ | ガーラミオ | SDG-RR7JJCJ | 中型バスにおいて、すれ違い用前照灯の照射光のカットオフ(照射方向を調節する際に用いる光の明暗の区切線)の初期傾斜指定値を表示したラベルを貼付しなかったため、道路運送車両法の保安基準に適合しない。 | 290台 | |||
12月16日 | BMW | 528iツーリング | DBA-XL28 | エンジンにおいて、異品のバランスシャフトモジュールが装着されているため、エンジン回転数が5,000rpmを超えた状態で走行すると異音や振動が発生する。その状態で長期間走行した場合、ターボチャージャー等の溶接部に亀裂が入ったりボルトが緩んだりする恐れがある。 | 1台 | 少数台数 | |
12月17日 | 三菱 | ふそうエアロエース | BKG-MS96JP | 大型バスの運転者席において、座席ベルトの巻き取り器を格納するカバーのスリット端部の加工が不適切なものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、座席ベルトが当該スリット端部に引っ掛かり、損傷する恐れがある。 | 129台 | ||
ニッサンディーゼル | スペースアロー A | BKG-AS96JP | 6台 | ||||
メルセデス・ベンツ | A170 | DBA-169032 | ホイールキャップが装着されている車両において、ホイールキャップの形状が不適切なため、各部位の寸法公差との組み合わせにより前輪のホイールキャップが自動車の車体から突出しているものがある。 | 6台 | 少数台数 | ||
S550 | DBA-222182 他 | 運転席および助手席のシートベルトアンカーにおいて、バックルとケーブルフックの組み付け作業が不適切なため、完全にロックされていないものがある。そのため、シートベルトアンカーに強い力がかかった際にケーブルフックからバックルが外れ、シートベルトが十分に機能しない恐れがある。 | 40台 | ||||
12月19日 | BMW | 320i、320iツーリング |
DBA-3B20 | エンジンのインテーク側カムシャフトにおいて、構成部品の設計が不適切なものがある。そのため、制動倍力装置に供給される負圧を生成するバキュームポンプへ潤滑オイルが十分に供給されず、バキュームポンプが潤滑不良で固着して、制動倍力装置へ負圧が供給されなくなることにより、最悪の場合、制動停止距離が長くなる恐れがある。 | 3、699台 | ||
320iグランツーリスモ | DBA-3X20 | 158台 | |||||
328i、328iツーリング | DBA-3A20 | 343台 | |||||
328iグランツーリスモ | DBA-3X28 | 26台 | |||||
523i | DBA-XG20 | 655台 | |||||
523iツーリング | DBA-XL20 | 174台 | |||||
528i | DBA-XG28 | 271台 | |||||
528iツーリング | DBA-XL28 | 41台 | |||||
X1 sDrive 20i | DBA-VL20 | 578台 | |||||
X1 xDrive 20i、 X1 xDrive 28i |
DBA-VM20 | 795台 | |||||
X3 xDrive 20i、 X3 xDrive 28i |
DBA-WX20 | 579台 | |||||
Z4 sDrive 20i | DBA-LL20 | 146台 | |||||
12月20日 | ホンダ | フィット | DAA-GP5 | 1)7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、エンジン制御ユニット(ECU)のプログラムが不適切なため、低車速でアクセルをオフにした際、エンジンにかかるモーターの充電負荷よりエンジン出力が低いため、エンジン回転数が低下することがある。そのため、エンジンの回転が不安定になりエンストする恐れがある。(停止後の再起動及び走行は可能) 2)7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、トランスミッションドライバーユニット(TDU)のプログラムが不適切なため、 1.車両起動時にギアチェンジ用アクチュエーターの出力を監視している2種類のIC間でクロック精度に差があり、起動準備が完了しているにもかかわらず未完了と誤判断することがある。そのため、メーターディスプレイのトランスミッション警告灯が点滅し、「トランスミッション点検」の表示が点灯するとともに、駐車状態から起動しなくなる恐れがある。 2.車両起動時にプログラムが立ち上がる際、起動に必要な一部データを消去してしまうことがある。そのため、パワースイッチを押しても駐車状態から起動しなくなる恐れがある。 3)7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、ハイドロスタティッククラッチアクチュエーター(HCA)のプログラムが不適切なため、クラッチの締結力を制御するピストンの移動量を検出するセンサーが移動量を誤検知することがある。そのため、HCA内部異常と判断し、メーターディスプレイのトランスミッション警告灯が点滅し、「トランスミッション点検」の表示が点灯するとともに、発進や後退ができなくなる恐れがある。 ※DCT型:デュアルクラッチトランスミッション型 |
36,100台 | ハイブリッド車 | |
12月25日 | マセラティ | クアトロポルテGTS | ABA-MQP38A | スターターモーター、オルタネーター間のバッテリーケーブル内部の配線のかしめが不適切なため、当該配線が短絡し、徐々に焼損して煙が発生したりバッテリーケーブルが断線する恐れがある。バッテリーケーブルが断線すると、オルタネーターによるバッテリーの充電がおこなわれないため、警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、原動機が停止し再始動ができなくなる。 | 15台 | 少数台数 | |
12月26日 | ロータス | エボーラS | ABA-122他 | 車両後部左側オイルクーラーラインフィードホースのエンジン側のゴム部分の長さが不適切なため、エンジンの振動によってゴム部分が周辺部位と擦れることで破損してエンジンオイルが漏れる恐れがある。エンジンオイルが漏れた場合、高温部分に付着して出火したり、漏れの進行により、警告灯が点灯し、最終的にエンジンが損傷する恐れがある。 | 20台 | 少数台数 |