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関東中古車AA流通状況(6月中旬~下旬) 供給不足継続するも成約率微減に転じる 上昇基調が限界点に。新車回復が安定要因になるか。

  • 4~6月で動きが顕著だったのが軽自動車 4~6月で動きが顕著だったのが軽自動車
 関東地区のAA中古車流通は6月中旬から下旬、震災などの影響による流通量減少を受けての取引基調が転換点を迎えた。

 中古車流通量自体は夏季要因もあり減少傾向が継続。ところが供給減少での高成約率基調が第2週頃をピークに反転、3ポイント程度まで微減する動きとなった。

 この要因として目立ったところは軽自動車の成約基調の緩み。中低価格帯の買いが、震災後の一時的な当座代替需要がほぼ一段落したこと、また車種・価格全体的な取引成立ポイントの上昇の中、軽自動車のこのレンジが売買の値が合わなくなってきた状況がみられる。

 また、成約単価の高止まりも値上がりというよりは取引成立ポイントの上昇を比較的高い価格帯がまだ許容している状況。その意味でも成約率の微減はこれまでの上昇基調に対し市場の対応できる限界を示したもの。

 この取引成立ポイントが高いバランスで不安定要因も織り込んだ状況に、輸出の買いも作用し、高値取引には輸出が何らかの形で絡んだ局面も多々見られている。

 そしてここに来て各メーカーの新車生産態勢の回復が当初の予想より早く進み、主にバックオーダーへの納車再開、それに伴う中古車の入庫も聞かれ始めている。夏季減少要因もあるため、流通量の目立った増加ではなくとも供給側面からの安定要因となるか否か。

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