岐阜県中古自動車販売商工組合（岐阜市日置江、横山隆仁理事長）は３月２日、検査委員会・指導環境委員会・流通委員会共催の「車両見極め実車研修」をＪＵ岐阜羽島オートオークションにて開催した。当日は１６社１７名が参加、ＪＵ岐阜羽島オートオークション車両グループより３名が講師に招かれ、座学と実車研修を交えた本格的な研修となった。

　冒頭には、恒本雅通指導環境委員長が挨拶に立ち、「車両の良し悪しを見極める技術を持つことで、お客様から信頼される接客を行なって欲しい」と述べた。続いて、講師を代表して、ＪＵ岐阜羽島オートオークション車両グループの斉藤健二主任が「実車を使用した実践に近い研修となっています。知識が無いと不安になり確実な見極めができなくなりますので、研修を通じて手順をしっかり覚えて欲しい」と挨拶を行なった。

　今回の研修は、「検査の手順と確認ポイント」、「修復歴発見の糸口から修復歴の判定」を中心に講義が進んだ。実車研修では用意された５台の車両を使用し、オークションでの検査業務を経験した３名の講師より詳細な説明と実技が行われた。