東京から広島、長崎、そして大阪までの総走行距離２６００ｋｍを見事完走したヒストリックカーたちがジーライオンミュージアムにゴール―。

　東京都内を８月４日にスタート、広島と長崎を巡り、大阪のベイエリアにあるジーライオンミュージアム（大阪市港区）にゴールしたのは「Ｐｅａｃｅ＆Ｃｕｌｔｕｒｅ　Ｅａｒｔｈ　Ｒａｌｌｙ」（ＥＫＰＬＯＲＥＲＳ　ＣＬＵＢ　Ｐｅａｃｅ　Ｒａｌｌｙ　Ｊａｐａｎ主催）の参加車両たち。最終日である８月１１日にはデヴィ夫人も参加し、大阪城を巡るなど大阪の街を駆け抜け、赤レンガ倉庫にゴールした。ゴール地点のジーライオンミュージアムには吉村洋文大阪府知事のほか、ファッションデザイナーの桂由美さんや橋下徹氏も完走した参加車両たちを出迎えた。

　同ラリーは、ヨーロッパとアジアを過去もさまざまな歴史を乗り越え、平和を祈願し、日本を含めたユーラシア大陸として友情で一つにしていこうという想いから、２０１７年モナコ公国で生まれた。日本では前回２０１８年８月に開催された広島―長崎間を走るラリーで、多くの人々がヒストリックカーの姿に足を止め、交流を深めることができたという。

　ジーライオングループ（神戸市中央区、田畑利彦代表取締役）からも同ミュージアムが所有するヒストリックカー３台がラリーに参加した。参加したのはロールス・ロイス・シルヴァーレイス（１９４７年）とシトロエンＤＳ２１（７２年）、アルファロメオジュリアスーパー（７２年）。