ＪＵ近畿連絡協議会（財藤和樹男会長）は８月５日、大阪市北区のホテルで「合同委員長会議」を開催した。ＪＵ近畿の６委員会（総務、金融、流通、検査、小売振興、指導環境）が１カ所に集まって同時に会議を開催、会議終了後には出席者全員が参加して懇親会を開いた。

　財藤会長は総務委員会（森本義則委員長）の席上で「これまで合同委員長会議は役員改選の年に１回のみ開催していたが、今後は年２回こうした場を設けたい。ＪＵ中販連本部会議の報告だけでなく、われわれの共通課題を審議・検討する場として生かしていきたい。現在の課題は各商組の財政基盤強化です」と挨拶を行った。近畿２府４県の商組から執行部メンバーが一堂に会して連携を深めることで、ブロックの関係強化につなげる。

　ＪＵ近畿では、来春のスタートに向けて「ＪＵ近畿チャンス」の検討を進めている。現段階では「全体の骨格部分は出来上がってきた。掲載台数３０００台を当面の目標に、各商組の財政基盤強化につなげていきたい」（財藤会長）とする。

　懇親会には、松永靖久前会長も出席して「時代は速く、大きく変化している。こうした中、ＪＵ近畿として結束して取り組みを推進してください。業界の発展のため、皆さんの力を結集してください」と冒頭の挨拶を述べた。