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【JUトップインタビュー】JU愛媛の新会長・理事長に就任した森岡淳氏

  • 森岡淳会長・理事長 森岡淳会長・理事長

新たな事業の柱を模索し世代交代や事業活性化へ、金融事業のさらなる強化と流通事業の再活性化へ

 今年5月の役員改選において、JU愛媛の会長・理事長に就任した森岡淳氏。今年51歳という若さながら、前期までは金融委員長を務め、個人リースの成長性の高さに早い段階から着眼、JU愛媛のオリジナル商品として、地元のゆるキャラを使った、親しみやすいネーミングの「みきゃんコミコミ7(安心コミコミプラン)」をリリースした。今期からは強い熱意と豊かな発想で、JU愛媛の舵取り役を担う。森岡新会長・理事長に就任の抱負や現状と課題などを聞いた。              (室田一茂)

 ■JU愛媛の現状と課題は
 「現在では自前のオートオークション(AA)会場を持たないJU愛媛にとっては、組合の収益基盤となっているのは、オートローン、オートリースなどを扱う金融事業と登録や封印の受託事業という2つの柱に限られてくる。堅調な2事業だが、一方ではこれら事業に頼り切っている状況を懸念している。こうした事業がうまくいっている時にこそ、『次なる一手』を考えなければならない」
 「現在140社程度で、現在も減少傾向にある組合員数を増大させながら、組織を衰退させないための世代交代や事業活性化を推進したい。とりわけ組合の求心力を高めるためにも流通事業の再構築に注力していきたい」

 ■流通事業の再活性化にはAA事業も不可欠になる
 「USS四国会場との提携関係を改めて強化していきたい。当時厳しかったJU愛媛のAA事業の売却先となっていただいたUSSとの『共存共栄』を新体制のもとで、改めて強化して、数字で恩返ししていきたいという思いが強い。地元での共存のため、AA事業の再活性化は不可欠だと考えている」
 「一方、全国JUで拡大している『JUテントリ』の強化にも積極的に取り組みたい。地元業界団体とのコラボなども検討している。JUテントリ事業を通じた愛媛県自動車整備振興会・同商工組合との提携を現在検討しているところ。地元業界との提携事業などにも積極的に取り組みながら、流通事業の再活性化を推進したい」

 ■金融事業では先進性が評価されている
 「私自身が金融委員長を務めていた時に、個人リースの成長性を改めて認識した。一般ユーザーに親しみやすい商品パッケージを検討する中で、地元愛媛のゆるキャラ『みきゃん』の名前を冠した『みきゃんコミコミ7』を商品化した。地元に親しまれているキャラクターで個人リースを浸透させている。ユーザーへの提案活動をサポートするため、勉強会も多数開催しており、組合員の意識も高まりを見せており、金融事業には強い手応えを感じている」

●プロフィール
森岡 淳(もりおか・じゅん)氏 1967年10月10日松山市生まれ、51歳。アイシン自動車社長。JU愛媛では理事、副会長・副理事長として20年にわたる役員経験を持つ。好きな言葉は「やれば出来る」。趣味はスキューバダイビングやアマチュアバンド活動というアクティブな顔を持つ。バンドではベースを担当。インディーズから2枚のCDをリリースしている。

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