中販連関東甲信越連絡協議会（髙谷明彦会長・以下、ＪＵ関連協）は1月12日、「平成30年度 小売振興・金融合同委員会」を京王プラザホテルで開催した。

　開会に際し髙谷会長は、挨拶の冒頭で「オータムキャンペーンは関連協全商組が目標達成し前年実績もオーバーするなど近年稀にみる快挙」と称えた。「適正販売店やテントリなども順調に推移している。お客様に安心を提供するJU安心保証や安心ダイヤルについては収支改善を図りたい」と述べた。

　続いて薄辰美金融委員長は「十二支で亥は一番最後の年。これに木へんを付けると核になる。今年は「核心」、「コア」が重要になる変革期である。将来に向けて新しい金融、小売をつくっていかなければならない」と抱負を述べた。

　堀江小売振興委員長は「今後小売環境が大きく好転することは考えにくい。このような時代だからこそ、非会員との違いを明確にして差別化しなければならない」とし、関連協一致団結を呼びかけた。

　挨拶終了後、中販連委員会報告、JU安心保証、JU安心ダイヤル推進、CM素材今後の取組、平成30年オータムキャンペーン総括、平成31年スプリングキャンペーン企画など各議事は滞りなく進み終了した。会議後は、会場を移しJU関連協進発式を開催。ＪＵ中販連・海津博会長も参加し、スプリングキャンペーンの目標達成に向け関連協の各商組が気勢を上げ決起した。