一般社団法人日本マイスター検定協会(東京都港区・田島史郎代表理事)は、自動車に関する検定試験・第５回「くるまマイスター検定」を11月26日に実施した。

　同検定は、近年の｢"くるま"離れを危惧し、もっと幅広い人たちに"くるま"への興味を抱いて頂きたい、そして"くるま"のある生活を楽しんで頂きたい｣との思いから創設された日本唯一の車に関する知識検定として開催している。
　今回で５回目となる同検定は、従来のマークシート方式の試験に加え、パソコンで受検可能なコンピューター方式による試験を新たに導入。これにより全国13都市15会場に加え、全国47都道府県に設置したコンピューター方式の受検会場と併せ、過去最大規模での開催となった。受検者数も過去最高となる５０８２名（第４回３２６３名）を数え、ジュニアクラスも同様に過去最高受検者数を更新するなど、世代を超えた広がりを見せている。

　同検定は、一般受検者に加え、一部のディーラーは同検定を教育プログラムに組み込むなど、自動車業界の内外を通じて「くるま」文化の醸成に貢献している。