ＪＵ岡山の元会長・理事長で２０１７年１０月２４日に逝去した木原信良氏に叙勲「旭日双光章」および叙位「従六位」が贈られた。いずれも木原氏が逝去した１０月２４日付で、木原氏の生前の多大なる功績を称えたもの。伝達式は１２月２２日、中国運輸局岡山運輸支局で開かれた。

　伝達式には、木原氏の親族を代表して木原茂氏（岡山車輌社長）と木原美鈴氏（同社専務）、ＪＵ岡山の塩尻卓士会長・理事長が出席した。岡山運輸支局の岡田和史支局長から叙勲、叙位の伝達を受けた。

　木原氏は１９６５年に岡山車輌販売（個人）を立ち上げ、７２年に法人化。９３年から０７年の７期１４年にわたってＪＵ岡山の会長・理事長を務め、業界の発展に大きく寄与した。０１年から０７年まではＪＵ中国四国連絡協議会会長、ＪＵ中商連副理事長を兼務した。

　木原氏は我が身を顧みず業界のために尽力、その卓越した実行力と責任感で業界をけん引した。その一方で、優しさと人情味溢れる一面や包容力を兼ね備え、周囲からの強い信頼を集めた。

　ＪＵ岡山会長・理事長の任期中には９９年４月から「ＪＵ岡山・ハナテンオートオークション」を発足スタートさせたほか、０３年５月からは提携先をシティライトに「ＪＵ岡山・ＬＡＡオートオークション」をスタート。０７年１月には同社に会場の土地、建物を売却し借入金の完済と会員への売却益還元を成し遂げるなど、組合事業に大きな功績を残した。