ジーライオングループ（神戸市中央区・田畑利彦社長）は９月２７日、大阪市住之江区のインテックス大阪で「ジーライオンエキスポ２０１７」を初開催した。インテックス大阪４号館を貸し切り、グループ各社が出展、グループ社員や家族、招待客ら合計３１２７人が来場する盛況だった。

　会場内は、伊フェラーリやマセラティ、ランボルギーニ、独ＢＭＷなどのプレミアムブランドの展示車両が並んだほか、飲食系のグループ会社からは赤レンガステーキハウス（大阪市港区）やオーベックファン神戸（神戸市灘区）、丹波篠山　近又（兵庫県篠山市）などが出展、それぞれの人気料理を存分に振舞い、飲食コーナーには長蛇の列が出来る盛況だった。会場内はモーターショーのような雰囲気とグルメイベントのような熱気が融合、ジーライオングループの世界観を表現した。

　同イベントは「グループ企業各社をその場で『見て』『触れて』『食べて』『聞いて』、実際に体験いただけるグループ初の取り組み」とするように、グループ各社が日々の取り組みの中で培ったおもてなしの心を集結したもの。全７０ブースが来場者をそれぞれのおもてなしで楽しませた。

　当日は、隣接する５号館において、「ジーライオングループ社員総会」を開催した。グループ各社から１７６３人が会場に集まった。社員総会の終盤、「ユミ　カツラ」のブライダルファッションショーや世界的ダンス・アーティストのケント・モリ氏によるパフォーマンスで会場は沸いた。ケント・モリ氏と田畑社長が「夢」について語る場面も会場に集まった社員を感動させた。

　同社グループでは、国産・輸入車ディーラー事業や各種自動車関連事業のほか、飲食や食品、ファッション、旅館、ブライダルなど多種多様な業種を網羅しグループとしてのブランド価値が高まっている。同イベントに参加したグループ関係者からも「自社グループの全体像を見るとても良い機会だった」とする。社員数４０００人を超える一大グループに成長したジーライオン。今回のイベントでは、強固なブランド力を目の当たりとしたほか、集まったグループ社員たちの『輝き』も印象的だった。