タイムズ２４（東京都千代田区・西川光一社長）は９月７日より、佐賀県内においてカーシェアリングサービス（タイムズカープラス）の提供を開始した。これにより、同社によるサービス提供は業界で唯一、全都道府県を網羅する体制となった。２００９年５月のサービス提供開始から８年４カ月、タイムズ駐車場を運営する優位性や積極的な車両配備、予約システムの操作性向上などのインフラ整備をスピーディーに展開、今回の全都道府県制覇を弾みに、さらなる事業規模拡大を図る。

　同社は０９年５月のサービス開始から「新しいクルマの利用方法」を提供するべく、同サービスの利便性を高めてきた。一方で車種ラインアップの充実や商業施設などとの連携を図り、クルマに乗る楽しさを体感出来るようなサービスの充実にも取り組むなど、カーシェアリング市場の創出に取り組んできた。

　１４年１０月には車両数１万台を突破、１５年７月には会員数５０万人を突破した。１７年７月末現在の車両数は１万９０８０台、ステーション数は９６８９件、会員数８５万１７６６人にまで事業規模を拡大している。

　今回の佐賀県内でのオープンにより、全国４７都道府県全てにサービスネットワークを拡充させた。

　同社は今回の全都道府県へのサービス提供を記念し、９月７日から「４７都道府県／出店記念キャンペーン」の展開をスタート、さらなる需要拡大を図る。