新車・中古車販売のブレイズ（名古屋市中川区）は２００２年の創業以来連続１０６ヶ月の黒字計上を継続。さらに無借金経営を続け、昨年９月期には自己資本比率も93・５％と高比率をマークした。昨年９月のエコカー減税終了後の不況も、どこ吹く風と優良経営を続けている。
今回はブレイズの市川秀幸社長にその堅実な営業方針や経営ノウハウなどを伺う。
▼創業以来の黒字経営？
「２００２年２月に創業以来黒字計上を継続してきた。現在も継続中。18歳の時からＭＴＧ（名古屋市中村区）の松下剛社長に経営ノウハウの指南を受け、20歳で起業した時には他の販売店とは違うやり方で勝負したいと思い、既納客を徹底的にフォローするやり方を中心に進めてきた。お客様が喜ぶ最高の１台を提供する」という目的を掲げ実践してきた。
▼顧客管理方法？
「購入後のオーナーに調子うかがいの連絡を取ることをメインにフォロー営業。なにかの商品やサービスを紹介するのでは無く、誠心誠意納車したクルマの状況を定期的に確認。このきめ細やかなアフターケアを続けると、不安になりがちなユーザーは大いに安心する。迅速且つ親身な対応が一番重要だと思う」
▼社員教育は？
「平均年齢約25歳という若さみなぎる会社。ただし、社員については従業員としてではなく家族、または共に人生を歩む同士として接している。一人一人との絆作りを大切にして本当の肉親よりも深い関係が築けていると思う。また仕入れを非常に重要視。最高の１台を提供するために全国のオークション会場の会員になり、クルマを診る目を常に鍛えている」
▼今後の展開は？
「レンタカー事業や法人向けの社用車販売をスタートさせたい。コストダウンに繋がる社用車の買替え提案で新規に法人顧客数を増やし、スタッフの増員を実施して事業規模を拡大・多様化させていきたい」と力強くこれからの抱負を語った。
同社についてはＨＰ（http://www.blaze-inc.co.jp/）で確認できる。
▼プロフィール
昭和55年５月生まれ。満30歳。岐阜県岐阜市出身。血液型Ａ型。