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3月鉄スクラップ市況情報

  • 鉄スクラップ価格推移 鉄スクラップ価格推移

国内市況の実勢は落ち着いた動き

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は4月3日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。3月の国内鉄スクラップ市況は、前半は2月から引続き上昇基調を強め、関東地区で約2年半振りのH2ベース3万円の大台に乗せた。しかし、中旬以降海外市況が天井から軟化したのを受けて、国内にも天井感台頭しており、関東では2万9500円~3万500円レベルで月末を迎えている。特に、輸出向けの影響を受け易い湾岸地域での先安観が根強い。

 海外市況は、米国産のトルコ向け価格の値動きが激しく、中旬にNo1HMSで300ドルCFRを記録したものの、すぐ値下りに向かい下旬には260ドルCFR台の成約が報道されている。アジア地区でも、ベトナムが米国産を320ドルCFRで成約した後値下りし、下旬には韓国電炉が280ドルCFRで手当てしたもようである。為替の円高傾向の影響もあり、日本産の韓国向け成約もH2のFOBで3万500円から2万8000円まで急落している。

 日本の電炉メーカーは、原料コスト上昇を鋼材価格に転嫁する為、鉄スクラップ価格の値下げには慎重な姿勢で臨んでおり、輸出向け価格の値下り幅に比較して国内市況の実勢は落ち着いた動きとなっている。

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