鈴木モータース（愛知県豊田市）は愛知県による道路拡張に伴い、社屋を移転する。昨年11月から市道を挟んだ東側に新社屋を建設中だったが３月５日にグランドオープンを迎える。同社は昭和21年に豊田市で創業。新・中古車販売と自社工場で鈑金・整備業を請け負う。従業員は38名。年間販売台数は約８００台、愛知県の中でも最大手の販売店のひとつ。

　新社屋はショールームとサービス工場が一体となった鉄骨造り２階建て。
また、徒歩数分の距離に鈑金棟を建設、販売・サービス・鈑金業を効率的に運用する。
　今回の新社屋建設のテーマは「効率」。前よりも敷地が狭くなり展示車数も１６０台から１２０台に減少。そのため営業とサービスの受付を共有化。敷地効率化だけでなく情報共有化でユーザーへの対応速度を早めて満足度向上を図る。また、ショールームとピットの壁をガラスで区分けする事により将来的には立会車検のシステムも検討する。
　また、内装については白を基調に清潔感漂う雰囲気を演出。女性客も入りやすい環境を整える。