アライオートオートオークショングループ（神奈川県平塚市）は、自社サイトで公開している海外ＡＡ参加サービス「エクスポートトレーダー」の付加価値強化と今後の展開について、マンハイム・エクスポートトレーダー社と合意した。
　１月27日、米国よりマンハイム社の海外事業部副社長マーク・ブルン氏とエクスポートトレーダー事業部担当取締役スコット・スティーブンス氏が来日。その後、４日間にわたりアライＡＡと日本国内の中古車ビジネスを、エクスポートトレーダーにより世界市場に拡大することで、業界の活性化に貢献するための具体案を討議した。
　アライＡＡが現在、紹介しているサービスは、国内の販売店や輸出業者が、日本にいながら米国及びカナダの最大２１５のＡＡ会場に参加、仕入れた車両を、日本及び新興国や発展途上国などへ簡単に輸送が行えるというもの。
　同社は、現在のスキームをフェーズ１と位置付け、フェーズ３までの段階的な展開を構想しており「次の段階では、海外からアライ会場への直接応札を可能とするスキームの構築を開始する」（同社）としている。