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1月鉄スクラップ市況情報

  • 鉄スクラップ価格推移 鉄スクラップ価格推移

先行き方向性が定まらないまま越月

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は2月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。1月の国内鉄スクラップ相場は月前半に各地で一段安が浸透したが、月後半は様子見横ばい推移し、全国的に落ち着きを見せた。月末時点のH2炉前価格は関東と関西ともに1万4500~1万5500円の価格帯を形成し、前月末比500~1000円下落している。市中発生量が引き続き低位にとどまっているとの声は多いが、電炉メーカーの生産意欲も低調なため、国内需給は縮小均衡の状態にある。

 一方、海外では米国コンポジット価格が続伸したほか、韓国には大型船の米国産スクラップ成約が半年ぶりに伝えられるなど、安値修正が進んだ。ビレットや丸棒に対する輸入関税の引き上げが検討されているベトナムからは日本産スクラップへの引き合いが増加し、これらを背景に日本の輸出相場は国内市況を上回り堅調に推移している。

 一方で、世界的に供給が増える春季の相場をにらみ鉄スクラップ相場の上昇は世界的に一服してきたほか、前月と比べ円高ドル安の為替レートも逆風となり、国内鉄スクラップ相場は先行き方向性が定まらないまま越月している。

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