中部自動車販売（東京都東大和市）は12月29日「従業員感謝祭」を開催した。これは歳末に従業員を同社の運営する温泉「湯都里」（群馬県高崎市）に招き慰労するもの。
それに際し、同社は10年の事業状況について記者会見を行った。

　BCN会場（埼玉県深谷市）のAA部門は年間出品5.4％増、成約12.8％増の順調な推移。昨年の査定講習会に続き会員の支援サービスを拡充、BCNシステム（共有在庫）に2月をめどに会員の掲出を可能にする。

　販売部門は景気低迷やエコカー補助金の影響から「厳しい1年、だが次への準備はできた」（関係者）。本年はカークリーニング自社ブランド「TLUTEC（トルテック）」で差別化を図る。

　サービス部門は対前年13％増、車検は20％増。既納先に加え新規の獲得にも注力、またメカニックの顧客への対応能力を向上し売上増に。本年は「TLUTEC」で拡販。

　横手弘之社長は「厳しい景気の中で社員を慰労する機会を持てたことに感謝したい。来年もこの会を開けるように頑張っていきたい。」と語った。