ＴＡＡ中部会場（三重県川越町）は１月13日に「リニューアルオープン＆初荷市」を開催した。
当日はトヨタユーゼック本社から常務取締役の西村高行氏が来場、「昨年は国内のオークション出品が前年比94％となったなか、中部会場は６万９８７０台（１開催平均１４２６台）を集荷、前年比96％と全国平均を上回り、成約率に至っては全国平均が58％のところ、70・１％と前年を８・５ポイントも上回る過去最高を記録。この場を借りて心より御礼申し上げる。さらに会員皆様が快適に仕事ができる環境作りのため本日より大幅なリニューアルもおこなった。今後も最大のビジネスパートナーとなるべく全力で利便性向上に取り組んでいく」と新年の挨拶を述べた。　
　今回のリニューアルのテーマは「明るさ」①エントランスを灰色の絨毯からフローリング化して輸送カウンターを前面に配置。②セリルームの上方に窓を設置、さらに壁紙を白に変更。これで陽の光が差し込むようになりセリ室全体が明るくなった。③テーブルと椅子を新調。観葉植物を多数配置し、食堂全体を南国リゾート風にアレンジ。④３階に密閉型の喫煙所を設置。外部に屋根付きの喫煙所を設置してクリーンな環境を整備⑤新型カメラを導入、撮影システムを一新。余分な光源が入らないように撮影所に高速扉を設置。車両画像の質を向上。⑥安全面とセキュリティを考慮してヤードに鉄柵を設置。以上６点の大幅なリニューアルを行った。
全国唯一の女性会場長の濱嶋智子氏は「これで会員皆様を快適におもてなしする環境（ハード）は整った。今後はソフト（人材）を強化してさらに会員満足度をあげていきたい」と抱負を語った。
当日は昨年の平均を大きく上回る２２７２台を集荷。成約台数１７４１台。成約率76・６％、成約単価46万５千円。
　２月はＴＡＡ・ＣＡＡ業務提携５周年記念イベントを全国で実施。全国14の会場全てで来場記念品として牛皮製オリジナルＩＤカードケースを用意。中部会場は10日に記念イベントを開催。当日は全車出品手数料を半額（流札時）とし、あらに出品台数に応じて豪華賞品を提供する。