ホンダ
本田技研工業(東京都港区・伊東孝紳社長)は11月17日、同社本社にて2015年度中に日本で発売予定の「FCVコンセプト」および、外部給電機「パワーエクスポーターコンセプト」を公開した。
「FCVコンセプト」は2008年よりリース販売されている「FCVクラリティ」の後継モデルとなる次世代FCVのコンセプトカー。パワートレインでは、従来より33%小型化しながら出力100kW以上、出力密度3.1kW/Lを確保したFCスタックを新開発。さらにSiC(炭化ケイ素)を用い小型高出力化したパワーモジュールを含む電圧コントロールユニット、出力を1.7倍に高めた電動ターボ型コンプレッサー、パワーコントロールユニット一体型駆動モーターおよびギアボックスをボンネット内に集約した。
また、リチウムイオンバッテリーを前席下、重鎮圧力70MPaの高圧水素タンクを後席下および荷室床下に搭載して、大人5人を乗用可能としている。
「パワーエクスポーターコンセプト」は最大9kwの出力を備えながら、AC100vおよび単相三線100v・200vに対応。電動車両用電力供給システム協議会が定めるV2L(Vehicle to Load)ガイドラインに準拠し、ホンダ車以外からも外部給電できるよう配慮している。
「FCVコンセプト」は2008年よりリース販売されている「FCVクラリティ」の後継モデルとなる次世代FCVのコンセプトカー。パワートレインでは、従来より33%小型化しながら出力100kW以上、出力密度3.1kW/Lを確保したFCスタックを新開発。さらにSiC(炭化ケイ素)を用い小型高出力化したパワーモジュールを含む電圧コントロールユニット、出力を1.7倍に高めた電動ターボ型コンプレッサー、パワーコントロールユニット一体型駆動モーターおよびギアボックスをボンネット内に集約した。
また、リチウムイオンバッテリーを前席下、重鎮圧力70MPaの高圧水素タンクを後席下および荷室床下に搭載して、大人5人を乗用可能としている。
「パワーエクスポーターコンセプト」は最大9kwの出力を備えながら、AC100vおよび単相三線100v・200vに対応。電動車両用電力供給システム協議会が定めるV2L(Vehicle to Load)ガイドラインに準拠し、ホンダ車以外からも外部給電できるよう配慮している。