京都ＡＡ（京都市伏見区）は、10月20日に「ＫＡＡ創立７周年記念ＡＡ」を開催した。

　同会場は、平成15年にＪＵ京都がＡＡ事業を休止したのち、「京都にＡＡの灯を残したい」とする有志により、株式会社として再スタートした経緯をもつ。

　この日は、同会場の収容台数いっぱいの７８３台を集荷。地元京都や滋賀などの専業者からの出品のほか、ディーラー出品も２３０台を記録。２００あるポス席をほぼ埋めた来場会員をはじめ、オートサーバーやアイオーク、自社ネットといった外部ネットワークからも多くの参加を得て活気あるセリを展開し、60.５％が成約した。

　22年度（６周年記念ＡＡから1年間）の実績は出品１万８９２３台（前年度比15.７％増）、成約率49.０％（同４.４ポイント増）を記録した。

　中島正典会場長は「７周年を迎えることができ、会員に心より感謝している。地元の会員にとって『近くて便利な会場』として役立てるよう、早期に５００台クラスの開催を常時行えるようにしたい」と抱負を述べた。

　ＪＵ京都の藤井進理事長は「平成元年から15
年までＪＵ京都が運営していた会場。厳しい市況下だが、前年度よりも実績を伸ばしておられ、敬服している。今後もＪＵとともに京都の中古車ビジネスを盛り上げていただきたい」との主旨を述べた。

　なお、同会場では、年内をめどに、オークネットのライブ接続を開始する意向。