プロトコーポレーション(名古屋市中区・入川達三社長)は、このほど2013年12月に実施の「自動車に関する総合アンケート」の結果を「プロト カーユーザー レポート 2014」としてまとめた。

　本調査は日本国内に在住する20才以上の自家用車所有者で、かつ2012年の1年間の間に車を購入したユーザー5,500サンプル（新車ユーザー3,100サンプル／中古車ユーザー2,400サンプル）を対象に、現在所有車の実態や自動車購入時の意識などを調査したもので、今後の自動車マーケットの動向を探るための基礎データ作成を目的に実施した。現在、クルマ・ポータルサイト「Goo-net」（http://www.goo-net.com/business/index.html）内にてダイジェスト版を公開している。

　今回の調査の特徴は、ユーザーを自動車購入時の行動別で分類し、調査結果を集計している点。新車ユーザーは自動車購入時に「webメディアを利用したか・していないか」、同じく中古車ユーザーはwebメディア利用の有無に加え、「メーカー系ディーラーで購入したか・していないか」を集計軸として分類し、計6グループで比較をしている。今回の調査においてメディア利用の有無や購入先の違いによって、車の購入経験や購入時の意識に大きな差が見られた。

　本レポートによると、現在所有車の購入先について、新車購入者はweb利用の有無に関わらず、8割以上がディーラーで購入している。中古車のディーラー以外での購入者は、Webメディアの利用・非利用で購入先に差が出ており、Webメディア非利用者は利用者と比較して、自動車修理・整備工場や家族・友人・知人からの購入（譲渡）が多くなっている。


＜調査概要＞
「自動車に関する総合アンケート」
・調査期間：　2013年12月19日～12月31日
・調査エリア：日本全国　47都道府県
・調査方法：インターネット調査（クローズド調査）
・調査対象：世帯で自家用車を所有している20歳以上の男女かつ2012年1月～12月の期間に自家用車を購入した人
・有効回収数：全体5,500サンプル