中販連関東甲信越連絡協議会（ＪＵ関連協・海津博会長）は１月１８日、「平成２５年度第２回小売振興・金融合同員会」を都内のホテルで開催した。

　開会の挨拶において海津会長は、挨拶の冒頭でオータムキャンペーンの関連協目標達成と協力に謝辞を述べるとともに「３月、４月のスプリングキャンペーンでは、消費税増税が控えており、先が見通しにくい状況ではあるが、様々な支援策を用意しているので何とか成功につなげていきたい。小売については、中古自動車販売士、品質評価制度、その先にある適正販売店制度について、どのような条件整備を行えばよいか活発な意見をいただきたい。また、昨年９月からＪＵ関連協としてＪＵ安心保証をスタートさせた。４月からは、いよいよ自社保証がスタートする。こうした消費者にとって有用な制度そのものを全国のＪＵに発信していきたい」と述べた。

　続いて、高谷昭彦小売振興委員長が挨拶に立ち、ＪＵ栃木は、１６・１７日で創立４０周年を迎えることが出来たことに謝辞を述べ、これを節目に会員、ユーザーに対するＪＵの存在価値を高めていきたい」また、「新年より初荷、初売りの状況を見ていると景気のいいスタートが切れたように思う。この勢いに乗って、この一年を乗り切りたいが、４月からは消費税が上がるので小売振興委員会としても気を引き締めていきたい。本日の大きな議題は二つ。一つは適正販売店制度についてともう一つはＪＵ安心保証について。保証については、多くの要望をいただいていた４ナンバー、４０ナンバーを保証に追加する予定。２月からはＪＵ安心ダイヤルの満期通知システムがスタートする。小売の武器として、また中長期的にお客様から選ばれるためのツールとして大いに活用していただきたい」と述べた。

　山田久男金融委員長の挨拶では、昨年のオータムキャンペーンの目標達成と各商組の協力に謝辞を述べ、「ＪＵ関連協ブロック、ＪＵ本部ともに目標を達成できた。平成２５年度の目標は１９００億で、前年比では１０１．３％となるが、関連協は非常にいいペースできている。小売が厳しい環境ではあるが、何とか達成できている。また、４月からは消費税が上がり不透明な環境ではあるが、スプリングキャンペーンの３月、４月の前に２月、少しでも需要があればという想いで、急遽追加のキャンペーン施策を用意したので有効に活用していただきたい。目標達成の為には各商組の協力が必要と呼びかけ」挨拶とした。

　会議後は、会場を移しＪＵ関連協 進発式・新年会を開催。スプリングキャンペーンの目標必達に向け、関連協の各商組が決起した。