関東地区のAA中古車流通は12月中旬から下旬にかけ、11年の後半の成約率低調化の要素を織り込みながら年内取引収束の動きで推移した。
本年のこの動きは、第4週19日から3連休前22日までが第1段階に。この間、出品の減少が進んだが、本年の景況による成約率の低調化が反映され、主要会場では出品が下支えされ減少はやや緩やかなペースに。
これは物件によっては年内の取引を求める会員の動きも要因に加わっている。
そして3連休初日23日以降は出品減少が本格化。26日からの第5週は28日までに通常、臨時の殆どの会場が通常開催比で2~3割減の「年末モード」で開催を終えたが、それも前年比では2割程度の増加で、これも成約率低下基調による影響。
一方で12月後半の成約率に関しては3連休前と後では概ね数ポイント程度の低下と買いの面でも収束局面がみられた。
しかし、前年同期間が秋冬期のエコカー補助金終了による急激なタマ不足も影響し23日祝日前後で10~20ポイント以上低下と急激な収束局面だったことに比すれば緩やかな収束に。このように昨年は市場の急激な上下動、震災、円高に影響され、最後は重い成約基調の中で多くの出品が残ったという状況。
1月からは年度末に向けた動きの局面となっているが、この景況の中で取引機会を逃さぬよう注意したい。
本年のこの動きは、第4週19日から3連休前22日までが第1段階に。この間、出品の減少が進んだが、本年の景況による成約率の低調化が反映され、主要会場では出品が下支えされ減少はやや緩やかなペースに。
これは物件によっては年内の取引を求める会員の動きも要因に加わっている。
そして3連休初日23日以降は出品減少が本格化。26日からの第5週は28日までに通常、臨時の殆どの会場が通常開催比で2~3割減の「年末モード」で開催を終えたが、それも前年比では2割程度の増加で、これも成約率低下基調による影響。
一方で12月後半の成約率に関しては3連休前と後では概ね数ポイント程度の低下と買いの面でも収束局面がみられた。
しかし、前年同期間が秋冬期のエコカー補助金終了による急激なタマ不足も影響し23日祝日前後で10~20ポイント以上低下と急激な収束局面だったことに比すれば緩やかな収束に。このように昨年は市場の急激な上下動、震災、円高に影響され、最後は重い成約基調の中で多くの出品が残ったという状況。
1月からは年度末に向けた動きの局面となっているが、この景況の中で取引機会を逃さぬよう注意したい。