M.K.Sインターナショナル
車、パーツの売買と合わせて技術伝承にも注力へ、「人」とのつながりが原点、多くの日本人に感謝
M.K.Sインターナショナル(大阪市淀川区、サラ・ムナシンハ代表取締役)は、スリランカ国籍のサラさんが1980年に設立した貿易会社。サラさんは74年に来日、日本語学校で学んだのち、通訳として活躍していたが、スリランカ向け輸出を中心に、日本製中古車の輸出事業を本格的にスタートした。
90年には株式会社を設立、弟のパンドゥラさんとの二人三脚で事業を拡大、現在ではスリランカに限らず、ニュージーランドやオーストラリア、キプロスなどに中古車やパーツを輸出する。サラさんは日本人女性と結婚、永住権を取得し、日本在住歴は約50年。スリランカでも複数の会社を経営するなど、ワールドワイドで活躍する凄腕バイヤーだが、関西弁を上手に使いこなし、誰とでも気さくに談笑する姿が特に印象的な人物だ。
サラさんが最近注力しているのは、日本の確かな技術をいかに海外、とりわけスリランカに伝えるか。「業界を良くするためにも日本ならではの技術を伝えたい。ただクルマ、パーツを売るだけではなく『直す』『仕上げる』といった職人の技を伝承していきたい」と、意気込みを話す。日本での約50年間は「人とのつながりに他ならない。自分の原点は南港カーシティーでの仕入れからだった。多くの人に支えられた」と日本への感謝の思いは今も変わらない。
【ベイオーク連載企画】
90年には株式会社を設立、弟のパンドゥラさんとの二人三脚で事業を拡大、現在ではスリランカに限らず、ニュージーランドやオーストラリア、キプロスなどに中古車やパーツを輸出する。サラさんは日本人女性と結婚、永住権を取得し、日本在住歴は約50年。スリランカでも複数の会社を経営するなど、ワールドワイドで活躍する凄腕バイヤーだが、関西弁を上手に使いこなし、誰とでも気さくに談笑する姿が特に印象的な人物だ。
サラさんが最近注力しているのは、日本の確かな技術をいかに海外、とりわけスリランカに伝えるか。「業界を良くするためにも日本ならではの技術を伝えたい。ただクルマ、パーツを売るだけではなく『直す』『仕上げる』といった職人の技を伝承していきたい」と、意気込みを話す。日本での約50年間は「人とのつながりに他ならない。自分の原点は南港カーシティーでの仕入れからだった。多くの人に支えられた」と日本への感謝の思いは今も変わらない。
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