鈴正自動車販売
「JUテントリ」は小売りを支える第2の柱
鈴正自動車販売(名古屋市天白区、鈴木勝統社長)は、2004年5月に父親から事業を継承する際に鈴木社長が法人化、今年で設立21周年を迎える地域に根付いた自動車販売会社だ。店舗を構える天白区は名古屋市の東部に位置し、名古屋第二環状自動車道の植田ICから約5分、東名名古屋ICまで約10分とアクセスは非常に良い。現在は、新車・中古車の販売を中心に、ローン、各種保険など幅広く手掛けている。昨年には店舗横の土地を取得し、展示場を拡大。厳しい市場環境の中、現状に留まるのではなく、常に挑戦し続ける鈴木社長の思いが経営に反映されている。「JUテントリ」は約10年前にスタート。インターネットを使用した車両の売買が広がりをみせているなか、効果的に「JUテントリ」を活用している鈴木社長に活用方法を聞いた。(福井伸幸)
■販売台数増加を見込んでJUテントリを導入
同社が「JUテントリ」を始めたのは、サービス開始直後の約10年前。元々は他の共有在庫サービスを使用していたが、JUテントリのサービス開始にともない、所属するJU愛知を通してサービス内容を知り、共有在庫としての販売台数増加を見込んで、導入を決定した。
■ユーザー目線で掲載することが大事
同社は仕入れのほぼ全てをオートオークション(AA)で行っている。AAで仕入れた車両は、店舗で内外装を確認、必要に応じて加修した後、JUテントリなどの共有在庫サービスとグーネットなどの小売り向けインターネット媒体に掲載する。鈴木社長は「業者間取引のJUテントリに掲載する場合でも、小売りと同等の細やかな気配りが大事だと思う。車両の状態をわかりやすく掲載し、安心して取引できるようにする。JUテントリはユーザー目線で掲載する必要がある」と話す。
■探す人の気持ちを考えた写真を撮影
内外装の状態を把握する上で重要となる写真については、共有在庫と小売りで掲載写真を変えている。小売りはユーザーが店舗に来店してキズなどの状態を把握することができるが、共有在庫では現車を直接確認することができない。だから、JUテントリに掲載する写真は、キズなど車両の状態がわかるものを選択している。鈴木社長は「自分で下見をする感覚で必要な写真を選んでいる」と話す。
■状態を仕上げてから掲載をする
JUテントリのサービスを利用する場合、仕入れた車両を一度所属する商組のAAに出品する販売店が多い。これは、第3者による検査を受けられること、そして出品票と写真を引用できるメリットがあるからである。しかし、同社では、AAでの第3者の検査ではなく、掲載する全ての車両で自社検査を行っている。仕入れた車両は、キズやへこみがある場合が多く、このままAAに出品し、検査を受けると、そのキズやへこみがそのまま出品票に記載される。そこで、同社では、掲載する前に鈑金やみがきなどしっかりと仕上げを行うことで、キレイな状態を作り上げて検査を行う。また、バントラについて、車検が切れている車両は、車検を受けて、即納できる状態にしてから掲載する。これは、バントラのような仕事で使用する車両は、すぐに車が必要な場合が多いからである。
■メリットを最大限生かして活用する
JUテントリを活用する上で「長期在庫の販売」や「手間がかからない」、「費用が比較的抑えられる」などメリットは多岐に渡る。鈴木社長は「JUテントリは小売りのプラスアルファとして考えているが、小売りで反応がなく、長期在庫になった車両がJUテントリで販売されるなど、効果もある。小売りを販売の柱にしながらも、それを支える第2の柱としてJUテントリのメリットを最大限生かし、活用していきたい」としている。
■販売台数増加を見込んでJUテントリを導入
同社が「JUテントリ」を始めたのは、サービス開始直後の約10年前。元々は他の共有在庫サービスを使用していたが、JUテントリのサービス開始にともない、所属するJU愛知を通してサービス内容を知り、共有在庫としての販売台数増加を見込んで、導入を決定した。
■ユーザー目線で掲載することが大事
同社は仕入れのほぼ全てをオートオークション(AA)で行っている。AAで仕入れた車両は、店舗で内外装を確認、必要に応じて加修した後、JUテントリなどの共有在庫サービスとグーネットなどの小売り向けインターネット媒体に掲載する。鈴木社長は「業者間取引のJUテントリに掲載する場合でも、小売りと同等の細やかな気配りが大事だと思う。車両の状態をわかりやすく掲載し、安心して取引できるようにする。JUテントリはユーザー目線で掲載する必要がある」と話す。
■探す人の気持ちを考えた写真を撮影
内外装の状態を把握する上で重要となる写真については、共有在庫と小売りで掲載写真を変えている。小売りはユーザーが店舗に来店してキズなどの状態を把握することができるが、共有在庫では現車を直接確認することができない。だから、JUテントリに掲載する写真は、キズなど車両の状態がわかるものを選択している。鈴木社長は「自分で下見をする感覚で必要な写真を選んでいる」と話す。
■状態を仕上げてから掲載をする
JUテントリのサービスを利用する場合、仕入れた車両を一度所属する商組のAAに出品する販売店が多い。これは、第3者による検査を受けられること、そして出品票と写真を引用できるメリットがあるからである。しかし、同社では、AAでの第3者の検査ではなく、掲載する全ての車両で自社検査を行っている。仕入れた車両は、キズやへこみがある場合が多く、このままAAに出品し、検査を受けると、そのキズやへこみがそのまま出品票に記載される。そこで、同社では、掲載する前に鈑金やみがきなどしっかりと仕上げを行うことで、キレイな状態を作り上げて検査を行う。また、バントラについて、車検が切れている車両は、車検を受けて、即納できる状態にしてから掲載する。これは、バントラのような仕事で使用する車両は、すぐに車が必要な場合が多いからである。
■メリットを最大限生かして活用する
JUテントリを活用する上で「長期在庫の販売」や「手間がかからない」、「費用が比較的抑えられる」などメリットは多岐に渡る。鈴木社長は「JUテントリは小売りのプラスアルファとして考えているが、小売りで反応がなく、長期在庫になった車両がJUテントリで販売されるなど、効果もある。小売りを販売の柱にしながらも、それを支える第2の柱としてJUテントリのメリットを最大限生かし、活用していきたい」としている。