ＪＵ佐賀（田中新二理事長）は１１月７日、みやき町のＪＵ佐賀特設会場で青年部担当「オールＪＵ全国リレーＡＡ」を開催した。約１０年ぶりのＡＡ復活に、県内外から多数のＪＵ会員が集まり、大盛況の開催だった。出品台数はリレーＡＡ目標の３００台を大幅に上回る５５１台、成約台数は４１１台、成約率７４．６％、成約単価１７万９０００円という好結果で、華やかな復活劇を見せた。

　セリ開始前のセレモニーでは田中理事長が「地元みやき町民の皆様のご理解とご協力で今回のＡＡ復活が実現しました。また九州各県ＪＵの協力で開催に漕ぎ着けることができました。今回のＡＡを通じて『九州は一つ』という合言葉を実感することができました」と、心からの感謝の言葉を述べた。

　続いてＪＵ九州連絡協議会の新園康男会長があいさつに立ち「今開催が盛大に行われ、次回につながることを期待しています。良いクルマがたくさん集まっています。秋から年末の商戦に向けて、良いクルマを多数買って帰ってください」と、来場したバイヤーに協力を呼びかけた。

　地元みやき町からは、古川修一副町長が来賓として出席し、ＪＵ佐賀と町が締結した包括連携協定の意義などを話した。

　最後にあいさつに立ったＪＵコーポレーションの原口広治常務は「ＪＵグループの一体感を強く感じています。
今日は『伝説の一日』です。皆さんの活発なコールで盛り上げていきましょう」と、祝辞を述べた。

　今回のＡＡ復活に際しては、みやき町との包括連携協定締結など、地元との関係強化が大きな力となった。町営施設のみやき町三根体育館とその駐車場、三根運動場の特設会場を特設会場として使用、会場ではＡＡ開催のほかに地域振興イベントを併催し、地域振興にもつなげた。

　今回のＡＡ開催を成功させた副島努流通委員長は「ＪＵ佐賀の会員各社の多大なる協力、みやき町の協力で実現することができた。また、九州各県ＪＵの事務局の皆さんにも多大なるご協力いただけたことに感謝している。ＡＡ当日はたくさんのご来場で盛り上げていただき、感謝しかありません」と、感謝の思いを話した。

　一方で「今回のＡＡを通じて、青年部の力を実感した。『ワンチーム』で取り組んでくれた結果の大成功だった」（副島流通委員長）と、手応えをつかむ。

　西村健吾青年部会長は「今回の結果を受け、大盛況だったものの、しっかりと課題点などを抽出し、第２回開催の実現につなげられたら」と、次回以降を見据えて気を引き締める。

　ＪＵ佐賀では、親会と青年部会の協力関係で各事業を盛り上げる。ＪＵ福岡ＡＡ（福岡県古賀市、出口隆二理事長）で定期開催する「ＪＵ佐賀・ＪＵ長崎ジョイントＡＡ」においても、青年部会が中心となって集荷に努め、高実績を続けている。