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今バイクが好調な理由~なぜ若者や女性に人気なのか

  • 二輪車委員会メディアミーティングで挨拶する日髙祥博委員長 二輪車委員会メディアミーティングで挨拶する日髙祥博委員長
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  • 二輪車委員会メディアミーティングの様子 二輪車委員会メディアミーティングの様子

二輪車委員会メディアミーティングを開催

 日本自動車工業会(豊田章男会長、自工会)は10月26日、二輪車委員会メディアミーティングを開催した。テーマは「二輪利用環境整備と今バイクが好調な理由~なぜ若者や女性に人気なのか」について。

 好調な理由として報告されたのは、大きく二点、一つは駐輪場増設など「利用環境の改善」、二つ目は「若年層ライダーの増加」があげられた。また、「新型コロナ・パンデミックが⼀つの契機となって⼆輪⾞が再評価されていること」、特に若者新規層の拡⼤によって、価値観が変化し「⾃由に移動できる⼿軽な乗り物」、「ファッション感覚」、「キャンプギアの一アイテム」などブームになっていることなどが報告された。

 国内二輪車販売台数は、前年より13.7%増加して41万6千台。排気量別では、原付第⼀種が4.3%増の12万8千台、原付第二種は23.5%増の12万6千台、軽⼆輪⾞は6.1%増の7万9千台、⼩型⼆輪⾞は24.0%増の8万4千台。原付第二種以上(51cc以上)は18.3%増の28万8千台となるなど好調ぶりが伺える。

 ⼤型⼆輪免許の年齢別免許取得者数は30代・40代・50代の取得者が伸⻑し、普通⼆輪免許取得者数は20代の取得者が特に伸⻑し総数も多い。⼤型+普通⼆輪免許⼥性⽐率は20代から40代中心に増加傾向であることが報告された。

 自工会の調査によると、これまでは、バイクが主役であり、ユーザーは憧れのバイクを購入してから"何をするか"を決めていた。第12世代のバイクブームとはライフスタイルが主役で、個々人が好きな趣味に"バイク"を結びつけて楽しむようになった。

 こうしたバイクブームとなったきっかけとしては、2018年のAT⼩型限定普通⼆輪免許(原付2種)が最短2日で取得可能となるなど道路交通法施⾏規則改正があげられた。ユーザーは、様々なカテゴリーラインアップ自分のライフスタイルに合うバイクを選択できるようになった。更に密を避け一人で楽しめるツーリングキャンプも流行した。それに合わせて、様々なカテゴリーラインアップが充実したため、ユーザーは自分のライフスタイルに合うバイクを選択できるようになった。コロナ禍により、テレワークや公共交通機関を避け⾃転⾞やバイク通勤も増加したことも需要を後押しした。

 バイクブームのきっかけとして、SNS普及による大きな変化も報告された。YouTubeを筆頭に誰もが情報発信を気軽にできるようになった事で、今までのマスメディアは画面の中の出来事(⼈・もの)としてアイドル(偶像・崇拝)として⾒ていたものが、同じ年代や⽬線で発信される情報が自分事として捉えられ閲覧する人が増加し、キャンプツーリングの関心が深まった。

 SNSでバイクに関する動画が発信される事で、今まで影を潜めていたバイクを趣味とする俳優や芸人がテレビでも流れるようになり、バイクが⾝近な存在へと変わっていった。SNSやマスメディアでのバイク⼈気再来の発信がさらにバイクの⼈気に拍⾞をかけていること等も報告された。









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