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【2022年 年頭所感】いすゞユーマックス 代表取締役社長 小美濃 洋

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては2022年の新春をお迎えのことと謹んでお慶び申し上げます。
 また、会員の皆様をはじめ、関係各位から旧年中に賜りましたご支援、ご愛顧に心から御礼申しあげます。

 昨年は延期となった東京オリンピック・パラリンピックも無事に開催されましたが、世間は自粛ムードが続き、街の景色もコロナ前の賑わいを取り戻すまではまだ時間が必要と思われます。ただ、秋以降はコロナ感染者も減少し、明るい兆しも見えてきましたが、また新株が登場し予断を許さない状況が続いています。

 自動車業界では世界的に半導体不足や部品製造の遅れが生じ、新車の製造、納品に大きな影響を与えました。これは乗用車に限らず商用車でも同様であり、使用目的が明確な商用車は一段と厳しい状況に直面しました。

 そうした中、IMA3会場では会員様が安心して安全にセリに参加できる環境づくりに邁進しました。その中でIMA東京会場は7月の一開催を休催しました。当時はデルタ株が猛威を振るい、日本全国で誰が陽性になってもおかしくない状況でした。当然、IMA東京会場はスタッフ全員のPCR検査と場内消毒を即座に終え、安心と安全の環境提供に努め、休催した開催日の前日にはスタッフ全員の陰性も確認できました。ただ、お客様の立場に立って考えると、数日でお客様の不安を払拭できているのか、主催者は万全の態勢で開催しなければならないと考え、休催の判断を下しました。休催により出品店と落札店様には多大なご迷惑をお掛けしましたが、その間お客様から励ましの電話をいただき、休催明けの開催では、出品台数は増え、来場駐車場も満車になりました。改めてお客様の目線の取り組みが大切であり、信用が大事であることを教えていただきました。結果的にお客様の信頼を得られたのはIMAの財産となりました。

 21年は映像ヤードの展開に注力しました。1月に東北、9月に中部、12月は長野・福井にと、地元販社様に協力をいただきながら映像ヤードを展開しました。おかげさまで全ての映像ヤードが成約率90%超を記録し、活発な応札をいただいております。映像ヤードは検査の透明性がより求められますが、高成約率の開催は、会員様に検査を含め信頼をいただいた結果と考えております。メーカー系のオークション会場として、引き続き会員様からいただいている信頼、その信頼に応えるべく検査をしっかり行い、透明度の高いオークション開催を地道に進めていく所存です。
 
 検査では1月から新たにキャブ・フレーム・ボディの状態評価と内装評価を追加します。これに伴い出品申込書も変更しますが、トラックの上物情報や傷みやすい内装状態といったより細かな箇所を落札店様が把握できるようにいたします。また、社内検査資格制度を通じ、検査員の知識と技術の向上を引き続き図っています。資格レベルも初級・中級・上級と設け、検査員はより上の級を目指し研鑽しています。良いトラックを安心して出品できる、あるいは購入できる場を提供するのがいすゞユーマックスの役割です。トラックに特化したオークション会場としてその役割を今後も全うしていく所存です。

 昨年同様にプロセスを重視し、お客様も会員様もいすゞユーマックスと付き合ってよかったと言っていただける関係性を作り上げていくために、何をすべきかを追求してまいります。

 最後になりますが、お客様に選んで頂けるオークション会場、お客様にお役立ちできる、いすゞユーマックスを目指しまして、社員一同、一層の努力を重ねてまいる所存でございます。

 本年も、いすゞユーマックス、いすゞモーターオークションを一層ご愛顧賜りますようお願い申しあげます。

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