ＩＤＯＭは１２月１１日、兵庫県姫路市内に、自社サービス工場併設の総合店舗「ガリバー姫路店」をグランドオープンした。ガリバーの新ＣＩ（コーポレート・アイデンティティー）に対応した新デザイン店舗としては、全国４例目で関西地区には初上陸。航空会社ラウンジを彷彿とさせる「アフターラウンジ」など、上質かつ清潔感溢れる空間で、車販やサービス入庫の来店客を迎える。広大な敷地には姫路市内最大級の常時２５０台規模の中古車を展示する。

　新店舗は、姫路市花田町一本松の国道２号沿いの交差点角地の好立地。ＪＲ姫路駅からも車で１０分以内と利便性も高く、新車ディーラー店舗などが多く並ぶ。商業施設の跡地を活用し、敷地面積１万１１０２平方㍍という広大な敷地に平置きの展示スペースと、２階建ての広々とした立体駐車場に車両を展示する予定。軽自動車から高級輸入車まで幅広いラインアップを取り揃え、ユーザーニーズに対応する。

　店舗の特徴は、開放感溢れる商談スペースととともに、サービス入庫に訪れたユーザーをゆったりともてなす「アフターラウンジ」。サービス工場がガラス越しに見渡せる。商談スペース、アフターラウンジに隣接する「カフェコーナー」も洗練された空間だ。

　サービス工場は、４輪トータルアライメントテスターなどの最新機器を導入するとともに「魅せる」ことを意識して、シックな色調の洗練された雰囲気を醸し出す。従来イメージを払拭するようなグレーや黒を基調とした空間で、愛車のメンテナンスを行う。すでに特定整備事業の認証資格を取得しており、将来的には指定資格の取得を予定し、アフターサービス全般を担う。先進安全自動車（ＡＳＶ）などのエーミング作業などにも対応する。

　星山申成支店長は「新デザインの店舗で、お客様と末永いお付き合いを通じて、カーライフサポートを展開したい。地域の皆様に愛されるアットホームなお店を目指したい」と意気込む。

　福榮隆史工場長は「ガリバーとしても『挑戦』の総合店舗。このサービス工場のファンを作っていきたい」と、総合店舗を通じた関係強化を推進する。