【ＪＵテントリ活用店レポート】ジェイシーアイ（神奈川県厚木市）/ジェイシーアイ

【ＪＵテントリ活用店レポート】ジェイシーアイ（神奈川県厚木市）

店舗情報 2024年11月27日

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相場を研究し売りと買いで回転率向上に繋げる

会社名：ジェイシーアイ

三枝社長

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　２００６年に創業し１８年を迎えるジェイシーアイ（神奈川県厚木市）の三枝茂正社長。三枝社長はオークションのコンダクターを務めていたほか大手輸出会社社員など、自動車業界における業歴は長く流通にも精通しており、その経験と知識を活かした販売店経営を行っている。
　店舗は相模原市と厚木市を結ぶ幹線道路である国道１２９号線にほど近い場所に所在し、新車・中古車販売店が多数所在する激戦区となっている。同業他社が多数ある中で、三枝社長はその同業者との情報交換や交流を活発に行っているという。「色々なことを相談できる仲間や先輩に恵まれて今がある。自分が知っている有益な情報も出し惜しみはしない」と話す言葉から、三枝社長の勉強熱心さと人柄の良さが伺い知れる。今回はその三枝社長にＪＵテントリの特長や活用法について話を聞いた。

■小売情報サイトとの連動がＪＵテントリ利用のきっかけ
　ＪＵテントリを使い始めたきっかけは、グーネットとの連動を知ってから。今は小売がメインだが創業当初は業販が９割を占めていた。１１年ほど前にグーネットに展示車の掲載を始めてからは小売がメイン。現在、展示車はグーネットとＪＵテントリの両方に掲載している。ＪＵテントリには常時２０台前後を、多い時は約３０台を掲載している。
　グーネットに掲載した車両情報をＪＵテントリにワンクリックで掲載できる点は便利。車両情報の掲載作業が１回で済むため効率も良く、小売りプラス業販と販路が広がるのは魅力。

■ＪＵテントリ利用し回転率向上
　ＪＵテントリは売りと買いの両方で利用するが、メインは売り。最低でも毎月２、３台は売れており、ＪＵテントリを利用してから回転率が上がった。商売は回転率を重視おり、ＪＵテントリは回転率向上のための有効な手段として重宝している。一方で長期在庫覚悟でＭＴ車や旧車など変わった車も展示しているが、ＪＵテントリでは特徴のある車も良く売れる。
　基本的には評価の高い車ほど早く売れるが、ＪＵテントリの業販とグーネットの小売で競争になるほど。それだけ全国のＪＵショップに見られているということ。
　価格もＪＵテントリとグーネットとそれぞれ別々に設定している。ＪＵテントリは業販価格であり、グーネットは小売価格。ＪＵテントリは売れたらいいなという価格設定が多いと思う。オークションは売るつもりで持ってくる。価格設定ではこの違いを意識している。買いの時は、ＪＵテントリとオークションの両方を見る。

■写真は最大枚数、小売と業販の知りたい情報を掲載
　写真は掲載できる最大枚数を載せるよう努めている。写真掲載は手間と時間を要するが、欠かせない大切な情報でもある。その写真掲載がグーネットを通じて簡単にできる点もＪＵテントリを使う理由の一つ。
　グーネットの小売り向け写真をＪＵテントリに使用することで、セールスポイントもうたいやすい。一方でＪＵテントリ掲載車両にキズや不具合箇所がある場合は、その情報を掲載し、しっかり伝えるようにしている。場合によってはメールでも連絡をしている。トラックや高所作業車等の特殊車両も同じ。トラックの仕入れをする人にとって重要なのは、荷台の寸法。ＪＵテントリは寸法も記載できるため、天井の高さや内寸もメジャーで測り掲載している。
　小売も業販も映像で売買できる環境は便利だが、情報の扱い方次第で信用を得るか失うかに繋がる。その意味でも写真をはじめ、車両情報はしっかり伝えている。

■仕入の場としても便利
　ＪＵテントリを買いで使うこともある。ユーザーが希望する車種やグレードなど諸条件がある場合、ＪＵテントリで仕入れをする。仕入れはオークションが中心だが、ＪＵテントリはオークションと違って購入価格が決まっている。この点はユーザーと商談を進める上で利用しやすく便利。また、商談モードを使ってお客様とＪＵテントリ画面を見ながら商談できる点は便利。
　ここ最近は相場も上がり、オークションではユーザーの予算内に収まらず買えないケースもある。ＪＵテントリは予算内で車を探せる。オークションより安くＪＵテントリで買えることもある。仕入れの場としても活用できる。

■相場研究、価格変更もしっかり行う
　売りも買いもＪＵテントリ・オークション・小売サイトを見比べ研究している。ＪＵテントリも掲載しっ放しではない。価格を調整している。実際に値段を下げるとすぐに売れることも多く、それだけＪＵテントリを仕入れの場として利用している人が多い。ウオッチ機能もあり、バイヤーの動きもわかりやすく判断の目安になる。
　これから５年で店頭での車の売り方も変わっていくと思う。昔は本、今はスマホ。その先はどうなるのか興味深い。ＪＵテントリは業販と小売りの両方で商売ができることからこの先も期待できる仕組み。

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