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オートバックスセブン(東京都江東区、堀井勇吾社長)では、中古車輸出前検査を絡めたヤードの活用プロジェクトを開始する。この新サービスは特に繁忙期や閑散期における車両の不足を解消するためのものである。オートバックスセブンの野田ヤードは、関東周辺の車両をUSS東京に出品する前に手を加えるための重要な施設である。外部業者にも利用できる収益性のあるヤード活用を模索していた。
同プロジェクトは、東東京に位置するオートバックスのヤードを活用するもので、日本国内でも信頼される業者が集まる地域にある。特に、中小企業が多く、自社でヤードを持っていない中古車輸出業者が存在するため、そうした業者向けにサービスを展開することには大きな意義がある。
中古車輸出業者が抱える主な課題は、車両の保管場所の不足である。近年、海外向けの車両輸出においては、品質の維持が求められる国が増加してきている。そのため、輸出前に厳格な検査を受ける必要がある。通常、輸出業者はオークションで車両を購入し、港で検査を受けてから船に積み込む流れだが、コロナ禍の影響で船会社の減便や港の受け入れ能力のオーバーといった問題が発生していた。
同プロジェクトでは、オートバックスのヤードを活用し、輸出業者や海外のバイヤーにとって有益なソリューションを提供することを目指している。プロジェクトは現在、スタートラインに立ち、受け入れが可能な状態にある。この新しい取り組みが、多くの業者にとって価値あるサービスとなることを期待している。
主要なプレイヤーはオートバックスセブンであり、グローバライン(大阪市西区、山下克則社長)が全ての車両手配を行い、オートターミナルジャパン(千葉県木更津市、藤惠 仁素留社長)は車両検査のサポートを行う。
今後、このプロジェクトが成功し、業界全体に好影響を及ぼすことが期待される。具体的には、業者間の連携を強化し、ヤードの効率的な利用を促進することで、中古車市場全体の活性化につながる。
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