【特集】2023年自動車流通の展望 - グーネット自動車流通

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【特集】2023年自動車流通の展望

企業・団体 2023年01月10日
新車生産体制回復、需給改善に期待高まる
会社名:プロトコーポレーション

 昨年を振り返ると自動車流通業界にとっては、マイナスの外部環境下にあった一年といえる。いまだ終息を見せないコロナウイルスの影響や半導体不足による新車の減産、ウクライナ侵攻や急速な円安の影響を大きく受けた。昨年の10月以降幾分和らいできているとはいえ、中古車流通市場はタマ不足で相場は高騰、昨年来30カ月連続で前年同月比を超えているという状況だ。今後もこうした傾向が続くのか、昨年を振返りつつ今年の展望を市場関係者に聞いた。

 まず、新車市場に目を向けると、昨年11月時点の累計では、約385万台(前年比約91.4%)で12月が昨年並だとしても420万台には届きそうにない。一昨年の9月以降、半導体不足と部品調達難の影響で新車ユーザーが高年式中古車に流れ、販売台数減少が加速した。昨年8月までは15カ月連続で前年割れとなってしまった。
こうした中、昨年9月後半以降は新車製造も回復の兆しを見せており3カ月連続で前年同月比増となった。今年は人気車のフルモデルチェンジも発表されるなど期待が寄せられている。
一部報道であったようにトヨタ自動車が1月~3月で、国内生産が高水準になる見通しもあるなど明るい材料もある。各メーカーでこうした動きが出始めれば、国内販売向けのバックオーダーが解消され、一気に需給が改善されることにも期待が高まる。

オークション市場に関しては、年間を通じて出品台数、成約台数ともに前年をやや下回った。上半期は新車生産の遅れ からくる流通量不足が大きく影響し、出品台数の確保が難しかったが、成約率は高い傾向がみられた。年末が近づくにつれ、輸出の減少から、成約率は下がったものの、再出品車両が増加することで、総出品台数も増加となった。「小売に元気が無い」との声も聞こえる。

 今後については、「新車生産の動向と輸出の動きに掛かっている」という声が多い。新車生産の遅れ、原材料高騰、海外情勢など危惧することは多いが、最大の懸念材料である新車生産が拡幅すれば、ある程度、これまで通りの流通に戻ると思われる。

 中古車販売(登録台数)については、昨年11月時点で約580万台を超え前年比約93.6%と相場高騰による影響を大きく受けた。10月以降需給は改善しているが、仕入れが難しい状況は続いている。
東海地区の中古車販売店は「1年を通じて販売状況は芳しくなかった。AA相場の高騰から仕入れ価格が高く、売れ筋の車両を揃えることができず、また、仕入れ価格の上昇分を販売価格に転嫁することもできないため利益の目減りにつながった」と昨年を振り返る。

 AA相場の仕入れを基本とする販売業者が多いので、相場が下がってこないと厳しい現状に変わりはない。例年では、新年から繁忙期に入るが、新車生産が増えてことないと全体の流通量が増えないので、新車生産の増産を期待する声が多い。

 10月から始まる中古車の支払総額の表示義務化の対応にも本格的な準備が必要になる。大手販売店では昨年より立ち上げたプロジェクトチームを中心にシステム改修を実施、新しい中古車販売を確立しようとしている。
 中古車輸出市場に目を向けると、昨年は、海外現地での中古車ニーズは潜在的にはあるが、「AA相場高騰」、「慢性的な船腹スペース不足」、「外貨不足による送金制限」、「急激な為替変動」といった要因により、車両を購入したくても購入し難い環境があった。

 船腹スペース不足により、年式規制の海外現地到着月を考慮して、例年よりAA会場での仕入れの期限が前倒しになったようだ。加えて、海外各国で「インフレによる先行き不安から車両買替意欲低下」、「コロナバブル崩壊」等により、海外現地での中古車小売が鈍化してきている。

 こうした中、今年は、昨年中に行われた「コロナの景気対策の反動(海外現地で車両購入時の税金軽減などを取り入れて需要の先食いをした)」や、「インフレによる景気後退」、「新車生産の回復による中古車需要減少」も懸念材料として加わり、輸出台数上位国を中心に日本からの中古車輸出台数はなかなか伸び難いと思われる。
中古車輸出コンサルタントは「東アフリカ諸国に関しては横ばい、もしくは若干のプラスになると思われる。特にケニアに関しては、輸出台数が伸びる可能性がある」と話す。その要因としては、「2022年8月のケニア大統領選挙での政権交代による輸入規制変更を懸念した買い控え」が発生した点が挙げられる。船腹スペース不足の問題に関しては、今年も改善の見込みは厳しく、昨年同様に船積みまでに時間を要することが予想される。












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【対象評価点】

4、4.5点

【抽出価格条件】

直近価格が500千円以上

【抽出台数条件】

毎月50台以上の流通が過去6ヶ月連続していること