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ユー・エス・エスは10月8日、DXの取り組みの一環として、出品票のデジタル化に向けた本格試験導入を開始した。試験は約1カ月間を予定、名古屋会場にて実施する。8日のオートオークションでは105台の出品票がデジタル化された。今後は徐々に台数を増加、試験後半では300台規模を想定している。
デジタル化の導入は今年1月に正式発表を行い、直後より名古屋会場を始め3会場で、検査タブレットのテストを実施していた。今回の本格試験導入は、従来のテストから一歩踏み込み、会員がCISもしくはスマートCISから入力した車両情報を基幹システムに取り込む。そのデータを元に検査タブレットを使用して検査を行った後、車両データと検査データをマッチングすることでデジタル化した出品票が完成する。
デジタル化のメリットはデータの精度および業務効率の向上、CIS掲出などWEBへのスピードアップなど多岐に渡り、会員サービスにもつながる。従来であれば、出品車両データ作成のため、手書きの出品票を元に社内でデータ入力を行う。これにより誤入力が起こる可能性があったが、今回のデジタル化にともない、入力業務の必要がなくなることで、データの精度が向上する。また、入力工程を省くことができるため、業務効率向上にもつながるとともに、CISやスマートCISへの掲出タイミングも早くなる。デジタル化されることで、手書きの出品票と比較して文字が読みやすいなどの利点もある。
赤瀬雅之専務は「全体のフローは完成したが、細かい修正をする必要はある。できるだけ早い段階で他会場への展開を行っていきたい。また、ペーパーレス化を進めていくとともに、将来的には多言語にも対応していく」と話す。
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