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HAA神戸(神戸市中央区、安藤之弘社長)は5月後半から同会場とUSS四国会場(愛媛県松山市)の運営変更などを矢継ぎ早に実施している。会員利便を最優先に考えた取り組みで、5月22日から「四国リバース」を再編し、「四国ロープライス売切り」と「四国ホワイト」をスタートした。6月4日からは「30MAX」と「軽四30MAX」の出品手数料を4500円に値下げ・改定した。一方でA・Bレーンのスタートコーナーとして「HAAファースト」(100台限定)を特設し、同会場初出品車のボリューム増を図る。
四国会場のセリコーナーは同会場のG・Hレーンに配置されていて「四国ロープライス売切り」、「四国ユーザー」、「四国グリーン」、「四国事故現状」、「四国ホワイト」の順に進行する。低額コーナーを分離し、スタート売り切りの2コーナーで応札しやすく運営変更した。「ホワイト」の応札保証額を大幅に見直し、四国4県内からの出品促進を図る。これは地元出品店の強い要望から生まれた改定で、USSグループとして馴染みのあるコーナー展開として早期定着を図る。
6月4日からの手数料見直しでは「30MAX」と「軽四30MAX」について、低価格帯に見合った出品手数料として4500円に値下げすることで、出品しやすい環境作りにつなげる。これによる出品ボリューム増は2割程度を見込む。
一方で、6月の月間特設コーナーとして「HAAファースト」を特設する。出品条件は過去2カ月以内に同会場出品歴が無い評価点3点以上の国産車。セリ順はA・Bレーンの先頭とし、限定100台で試行する。
5、6月にかけ大幅な運営変更などを展開する一方で、6月は「リボーン月間」としてスタッフ一丸となって、会員へのイベント訴求を行う。従来までの「出品台数」から「参加者数」にこだわったAA運営に転換、会員から喜ばれる会場運営を目指す。萩田匡利会場長は「スタッフ一丸となって、会員の皆様から『ありがとう』と言っていただけるような行動を目指したい。広域からの取引参加が特徴で、出品車の質も群を抜いて高い。これからも会員の皆様の利便性を高めていきたい」と話す。
こうした中、同会場の敷地運用が年内をめどに変更になる。これまで会場敷地の中央を南北に縦断していた市道部分が会場敷地として利用可能になる。約6000平方㍍が市道から敷地に転換されるため、敷地境界のフェンスなども神戸市によって撤去され、20㍍×300㍍に及ぶ敷地の拡張となり、出品車置き場として有効活用される。
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